登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の「かぜ薬」の「相互作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。
復習用に、手引きの「相互作用」部分を抜粋すると…、
【相互作用】
「かぜ薬には、通常、複数の有効成分が配合されているため、他のかぜ薬や解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、アレルギー用薬、鎮静薬、睡眠改善薬などが併用されると、」
「同じ成分又は同種の作用を持つ成分が重複して、効き目が強くなりすぎたり、副作用が起こりやすくなるおそれがある。」
「かぜに対する民間療法として、しばしば酒類(アルコール)が用いられるが、アルコールは医薬品の成分の吸収や代謝に影響を与えるため、肝機能障害等の副作用が起こりやすくなる。」
「したがって、かぜ薬の服用期間中は、飲酒を控える必要がある。」
「カフェイン類が配合されている場合の留意点については、Ⅰ-4(眠気を防ぐ薬)を参照して作成のこと。」
「カフェイン類が配合されている場合」について、「Ⅰ-4(眠気を防ぐ薬)を参照」とあります。
「眠気防止薬(眠気を防ぐ薬):カフェイン」を参考にしてください。
「かぜ薬」の【相互作用】です。
併用規定は、こういうとアレですが、他の薬と共通する“よくある”ものなので、大丈夫かと思います。
一般用医薬品とはいえ、成分の重複する薬を併用するのは、効き目が強くなったり副作用が出やすくなったりするので、「ダメ」です。
つーか、「かぜ薬」に限らず、「○○薬と××薬とは、併用していい」というのは、ほとんど「ない」です。
基本的に、併用ダメと押さえておけば、事足りるかと思います。
次に、「アルコール」についての注意喚起です。
かぜ薬とアルコール、相性が悪いです。「かぜ薬・・・飲酒しない」と憶えておきましょう。
ちなみに、当該アルコールは、「適正使用」の「服用前後は飲酒しないこと」の論点でも出てきます。チェックしておきましょう。
参考:飲酒しない
まあ、常識的な内容なので、精読していれば、試験的に大丈夫です。
以上、「相互作用」でした。
・相互作用
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