ベラドンナ総アルカロイドは、「精神神経に作用する薬」の「風邪薬」の「抗コリン成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「くしゃみや鼻汁を抑える成分(抗コリン成分)」
「抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として」
「ベラドンナ総アルカロイドやヨウ化イソプロパミドが配合されている場合もある。」
…と、相なります。
当該成分ですが、「Ⅶ(内服アレルギー用薬)」に準用規定があります。
「内服アレルギー用薬:ベラドンナ総アルカロイド」も、一読願います。
ご存じのように、「ベラドンナ総アルカロイド」は、「風邪薬」の「抗コリン成分」として登場します。
市販薬には、「新ルルAゴールドDX 90錠」や「ストナ ジェルサイナスS 24カプセル」などがあります。
当該成分は、「内服アレルギー用薬」の方でよく出題されています。
当該かぜ薬では、基本事項だけ、押さえておけばいいでしょう。
優先順位は、「ふつう」です。
ベラドンナ総アルカロイドは…、
① ベラドンナ総アルカロイド・・・抗ヒスタミン成分
② ベラドンナ総アルカロイドは、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、かぜ薬に配合される。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ベラドンナ総アルカロイド・・・抗ヒスタミン成分」ですが、誤った記述です。
ベラドンナ総アルカロイドですが、これは、「抗コリン成分」です。
当該ベラドンナ総アルカロイドは、かぜ薬ではあまり出ないので、基本的なことだけ押さえておけばいいでしょう。
よって、①は、「×」となります。
②の「ベラドンナ総アルカロイドは、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、かぜ薬に配合される」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
先の手引きでも見たように…、
「抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として」
「ベラドンナ総アルカロイドやヨウ化イソプロパミドが配合されている場合もある。」
…となっています。
試験に出るとしたら、このくらいが関の山かと思います。
よって、②は、「○」となります。
ベラドンナ総アルカロイドは、「かぜ薬」では、基本の「成分名‐名称」くらいを押さえておけばいいでしょう。
本格的な出題は、「内服アレルギー用薬」の方です。そちらで、本腰を入れてください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「新ルルAゴールドDX 90錠」や「ストナ ジェルサイナスS 24カプセル」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「風邪薬」の他の「抗コリン成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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