48問‐R1の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第48問は、「統計」の問題です。細かい数字を憶えるのは、実に手間です。基本は、「後回し」です。時間に余裕があるなら、押えてください。まあ、予想問題集や模試問題集で出た数字を押えるくらいでよいでしょう。

48問‐統計

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「難」です。

 基本は、「後回し」です。先に述べたように、直前に、予想問題集や模試問題集で出た数字を押えるくらいでよいでしょう。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

選択肢1

 選択肢1の「平成29年度法人企業統計年報(平成30年9月公表)によれば、平成29年度における全産業の経常利益は前年度に比べ11.4%増加となったが、不動産業の経常利益は13.8%減少した。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「13.8%減少」のところです。

 正しくは、「13.8%増加」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「平成31年地価公示(平成31年3月公表)によれば、平成30年1月以降の1年間の地価変動率は、全国平均では住宅地、商業地、工業地のいすれについても上昇となった。」ですが、正しい記述です。

 余裕があれば、地価公示を検索してみましょう。

 参考:グーグル検索‐地価公示

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「令和元年版国土交通白書(令和元年7月公表)によれば、平成30年3月末における宅地建物取引業者数は約20万に達している。」ですが、誤った記述です。

 業者は、「124,451」です。

 参考:http://www.retio.or.jp/toukei/

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「建築着工統計(平成31年1月公表)によれば、平成間年の貸家の新設着工戸数は約39万戸となっており、7年連続の増加となった。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「増加」のところです。

 正しくは、「減少」です。

 余裕があれば、建築着工統計を検索してみましょう。

 参考:グーグル検索‐建築着工統計

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 本問は、「正しいものはどれか?」の問題なので…、

 正解:2

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「統計」の過去問リスト」を一読ください。

独学向け教材

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 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

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