登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和6年度（2024年度）第23問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品」の「かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分２」についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。

第23問‐かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分２３

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「解熱鎮痛成分として、サリチルアミド、イソプロピルアンチピリン等が用いられる。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　「サリチルアミド」と「イソプロピルアンチピリン」は、「解熱鎮痛成分」です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「エテンザミドは、１５歳未満の小児で水痘にかかっているときは使用を避ける。」ですが、正しい記述です。

　「エテンザミド」ですが、その重要な禁忌に、「水痘（水ぼうそう）もしくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児（１５歳未満）」があります。

　理由は、「構造が類似しているアスピリンにおいて、ライ症候群の発症との関連性が示唆されており、原則として使用を避ける必要があるため」があります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

　選択肢cの「アドレナリン作動成分として、クレマスチンフマル酸塩が用いられる」ですが、誤った記述です。

　選択肢の言う「クレマスチンフマル酸塩」は、「抗ヒスタミン成分」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

　選択肢dの「抗コリン成分として、グリチルリチン酸二カリウムが用いられる」ですが、誤った記述です。

　選択肢の言う「グリチルリチン酸二カリウム」は、「抗炎症成分」です。

　「抗コリン成分」には、「ベラドンナ総アルカロイド」や「ヨウ化イソプロパミド」があります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「誤」です。

　「正」の組み合わせを探せば、

　正解：1

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

医薬品

　21問：かぜ及びその治療

　22問：かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分

　23問：かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分２

　37問：登録販売者の説明（瀉下薬・浣腸薬）

令和6年度関西広域連合科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和6年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（第61～第80問）

　・薬事に関する法規と制度（第81～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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