登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和6年度（2024年度）第52問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品」の「歯痛・歯槽膿漏の病態及び治療薬」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。

第52問‐歯痛・歯槽膿漏の病態及び治療薬

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「歯槽膿漏は、歯肉炎が重症化して、歯周組織全体に炎症が広がったものである。」ですが、正しい記述です。

　「歯槽膿漏」の正しい記述です。

　症状も出るので、テキストを精読しておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「歯痛薬（外用）は、歯痛を鎮め、歯の齲蝕を修復することを目的として用いられる。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「歯の齲蝕を修復することを目的」のところです。

　歯痛薬は、歯の齲蝕を修復するものではないです。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　なお、選択肢前半の「歯痛を鎮め」は、正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

選択肢c

　選択肢cの「銅クロロフィリンナトリウムは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して配合される。」ですが、正しい記述です。

　「銅クロロフィリンナトリウム」ですが、「組織修復成分」で、選択肢にあるように「歯肉炎に伴う口臭を抑える効果」の働きもあります。

　両方が出るので、押えておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「ジブカイン塩酸塩は、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑えることを目的として配合される。」ですが、誤った記述です。

　「ジブカイン塩酸塩」ですが、「局所麻酔成分」です。

　「細菌の繁殖を抑える」のは、「殺菌消毒成分」で、「フェノール」や「歯科用フェノールカンフル」などがあります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

医薬品

　21問：かぜ及びその治療

　22問：かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分

　23問：かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分２

　37問：登録販売者の説明（瀉下薬・浣腸薬）

令和6年度関西広域連合科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和6年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（第61～第80問）

　・薬事に関する法規と制度（第81～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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