本問は、「医薬品」の「漢方の特徴・基本的な考え方」についての問題です。1つだけ選択肢が難しいですが、それ以外は、基本問題です。取らないといけない問題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「漢方薬を使用する場合、「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全 性を確保するために重要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「「皮膚の色つやが悪く」と表現される状態は、漢方の病態認識では水毒と なる。」ですが、誤った記述です。
難しいですね。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
間違っているのは、「水毒」のところです。
正しくは、「血虚」です。
水毒ですが、手引きには…、
「口 渇があり、尿量が減少するもの」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「漢方処方製剤に使われる生薬成分は、医薬品的な効能効果が暗示されて いなければ、全て食品として流通させることができる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「全て食品として流通させることができる。」のところです。
手引きには…、
「生薬成分は、医薬品的な効能効果が標榜 又は暗示されていなければ、食品(ハーブ等) として流通することが可能なものもある」
…とあります。
「可能なものがある」であって、「すべて」ではありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、先の手引きの続きですが、「場合によっては、食品として当該生薬成分を摂取し ていると思われる人に対して積極的な情報提供を行う等、漢方処方製剤の適正使用が促される ことが重要である。」となっています。
こっちも、押えておきましょう。
選択肢dの「漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない 場合であっても、生後6か月未満の乳児には使用しないこととされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「6か月未満」のところです。
正しくは、「生後3ヶ月未満」です。
絶対に取らないといけない数字問題です。昔から出てます!
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
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