登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和6年度（2024年度）第31問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「ジヒドロコデインリン酸塩」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第31問‐ジヒドロコデインリン酸塩

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「使用するにあたっては、１２歳以上であることの確認が必要である。」ですが、正しい記述です。

　「麻薬性鎮咳成分」の「ジヒドロコデインリン酸塩」の正しい記述です。

　当該成分ですが、手引きには…、

　「原則、本剤を１２歳未満の小児等に使用しないよう注意喚起を行うこと。」

　…とあります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「母乳への移行が少ないことから、授乳中であっても服用することができる」ですが、誤った記述です。

　当該成分ですが、乳汁移行します。

　手引きには…、

　「コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は、妊娠中に摂取された場合、吸収された成分の一部が血液-胎盤関門を通過して胎児へ移行することが知られている」

　…とあります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「長期連用や大量摂取によって多幸感等が現れることがあり、依存性がある。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。依存性があります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「延髄の咳嗽中枢に作用して、咳を抑える」ですが、正しい記述です。

　当該成分は、「鎮咳成分」です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は…、

　正解：2

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

　21問：かぜ及びその治療

　22問：かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分

　23問：かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分２

　37問：登録販売者の説明（瀉下薬・浣腸薬）

令和6年度関西広域連合科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和6年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（第61～第80問）

　・薬事に関する法規と制度（第81～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和6年度（2024年度）第31問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

第31問‐ジヒドロコデインリン酸塩

難易度コメント＋こたえ

選択肢a

選択肢b

選択肢c

選択肢d

答え

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