登録販売者 福岡県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第83問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「内服アレルギー用薬」の問題です。 すべての選択肢が漢方処方製剤なので、勉強していない人は、『お手上げ』です。本試験では、適当な数字をマークして、他の問題に勤しみましょう。

福岡県 第83問‐内服アレルギー用薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「メチルエフェドリン塩酸塩は、長期間にわたって連用すると、薬物依存につながる可能性が ある。」ですが、正しい記述です。

 「メチルエフェドリン塩酸塩」ですが、依存性あります。

 手引きには…、

 「プソイドエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩については、依存性があ る成分であり、長期間にわたって連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「トリプロリジン塩酸塩は、抗コリン作用を有するが、比較的その作用が緩和であるため、緑 内障の診断を受けた人に対しても使用することができる。」ですが、誤った記述です。

 基本的に、あんまりいい問題じゃないです。

 まず、間違っているのが、「抗コリン作用を有する」のところです。

 手引きには…、

 「抗コリン作用も示す」

 …とあります。

 示すと有するとでは、微妙に身が違うと思われます。「抗コリン作用を有する」のは、抗コリン成分でしょう。定義的によくないですね。

 次に、間違っているのは、「比較的その作用が緩和であるため、緑 内障の診断を受けた人に対しても使用することができる」です。こんな性質は、「ない」です。

 手引きには…、

 「抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排 尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。排尿困難の症状がある人、緑内障の診 断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがあり、使用する前にその適否につき、治療を 行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。」

 …としかないです。

 「トリプロリジン塩酸塩」のみならず、「抗ヒスタミン成分」一般にもない例外規定で、いうなれば、出題者のハッタリです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 まあ、そもそも、安心して使える薬なんてないですね。ここからも判断できるかと思います。

選択肢ウ

 選択肢ウの「ケトチフェンフマル酸塩が配合された内服薬を服用した後は、乗り物又は機械類の運転操作 を避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。

 「ケトチフェンフマル酸塩」ですが、「抗ヒスタミン成分」です。

 抗ヒスタミン成分ですが、手引きには…、

 「ヒスタミンは、脳の下部にある睡眠・覚醒に大きく関与する部位において覚醒 の維持・調節を行う働きを担っているが、抗ヒスタミン成分によりヒスタミンの働きが抑え られると眠気が促される。重大な事故につながるおそれが あるため、抗ヒスタミン成分が配合された内服薬を服用した後は、乗物又は機械類の運転操 作を避けることとされている。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「プソイドエフェドリン塩酸塩は、アドレナリン作動薬の中でも中枢神経系に対する作用が比 較的強く、不眠や神経過敏の副作用が現れることがある。」ですが、正しい記述です。

 「アドレナリン作動成分」の「プソイドエフェドリン塩酸塩」の正しい記述です。

 「プソイドエフェドリン塩酸塩」は、要注意成分なので、ガチでよく見ておくべきです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:漢方処方製剤(かぜ)

 62問:解熱鎮痛薬

 63問:かぜ薬の配合成分

 64問:漢方処方製剤(鎮痛)

 65問:かぜ薬の配合成分

 66問:アルコールとの相互作用

 67問:解熱鎮痛薬とプロスタグランジン

 68問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 69問:漢方処方製剤(小児の疳)

 70問:呼吸器官の医薬品

 71問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 72問:眠気を促す薬

 73問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)

 74問:瀉下薬の配合成分

 75問:貧血及び貧血用薬

 76問:止瀉薬の配合成分

 77問:駆虫薬

 78問:強心薬

 79問:高コレステロール改善薬

 80問:外用痔疾用薬

 81問:婦人薬の生薬

 82問:婦人薬

 83問:内服アレルギー用薬

 84問:内服アレルギー用薬の配合成分

 85問:鼻炎用点鼻薬

 86問:漢方処方製剤(婦人薬)

 87問:点眼薬

 88問:点眼薬の配合成分

 89問:点眼薬の配合成分2

 90問:皮膚に用いる薬

 91問:皮膚に用いる薬2

 92問:皮膚及びきず口等に用いる薬

 93問:歯痛・歯槽膿漏薬

 94問:禁煙補助剤

 95問:滋養強壮保健薬

 96問:漢方処方製剤

 97問:生薬

 98問:消毒薬

 99問:殺虫剤

 100問:検査薬

令和6年度 福岡県 科目別

 ・令和6年度 福岡県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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