医薬品もくじ‐令和6年度 福岡県(九州ブロック)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和6年度の福岡県(九州ブロック)の登録販売者試験の医薬品のもくじ。「主な医薬品とその作用」は「40問」出題で、福岡県(九州ブロック)の問61~問100までを占める。個々の問題への総リンクを挙げる。総評的なことも。

ひとくち傾向

 令和6年度の福岡県(九州ブロック)の「医薬品」ですが、かなり変化しています。

 全体的にレベルが上がっています

 以前のようにストレートに解ける問題が減っており、ムムムとなる選択肢が増えました。

 また、これまでに試験に出てない記述の出題が増えており、過去問に出てないものを意識して読んでおく必要があります。

 そして、相変わらず、副作用と禁忌、使用上の注意の出題があり、かつてないほど、テキストの精読が重要になっています。

 暗記と記憶の作業の傍ら、知識の整理も兼ねて、テキストを精読しておきましょう。

補足1‐参照規定

 なお、今回の「医薬品」で、特に目立ったのが、「参照規定」の出題です。

 手引きには、「成分○○については、×章のホニャララ」を参照のこと」といった参照規定があるのです。

 たとえば、かぜ薬の鎮静成分ですが、「(Ⅰ-3(眠気を促す薬)を参照。」とあるので、これを根拠に、かぜ薬の問題なのに、眠気を促す薬の鎮静成分から出題されるようになっています。

 参照規定の出題は、難しくはなく、基本的なことを問うているだけですが、初見だと戸惑います。

 勉強していたら、困ることはないはずですが、新手の出題なので、慣れておきましょう。

補足2‐出題ミスについて

 「第69問」が出題ミスにより、「解なし」となっています。

 今後も、出題ミスがありそうなので、???となった問題は、深追いしないことが大事です。全員正解なので、追及するだけ時間の無駄です。

 (おかしくない?これ?)となったら、適当な番号をマークして、先に進みましょう。その変な問題は、見直し時間で検討することにしましょう。

補足3‐漢方処方製剤・生薬

 今回の漢方処方製剤の出題は、「7問」でした。

 そして、生薬の出題も、「7問」でした。

 生薬は、勉強しておきましょう。

医薬品

 61問:漢方処方製剤(かぜ)

 62問:解熱鎮痛薬

 63問:かぜ薬の配合成分

 64問:漢方処方製剤(鎮痛)

 65問:かぜ薬の配合成分

 66問:アルコールとの相互作用

 67問:解熱鎮痛薬とプロスタグランジン

 68問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 69問:漢方処方製剤(小児の疳)

 70問:呼吸器官の医薬品

 71問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 72問:眠気を促す薬

 73問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)

 74問:瀉下薬の配合成分

 75問:貧血及び貧血用薬

 76問:止瀉薬の配合成分

 77問:駆虫薬

 78問:強心薬

 79問:高コレステロール改善薬

 80問:外用痔疾用薬

 81問:婦人薬の生薬

 82問:婦人薬

 83問:内服アレルギー用薬

 84問:内服アレルギー用薬の配合成分

 85問:鼻炎用点鼻薬

 86問:漢方処方製剤(婦人薬)

 87問:点眼薬

 88問:点眼薬の配合成分

 89問:点眼薬の配合成分2

 90問:皮膚に用いる薬

 91問:皮膚に用いる薬2

 92問:皮膚及びきず口等に用いる薬

 93問:歯痛・歯槽膿漏薬

 94問:禁煙補助剤

 95問:滋養強壮保健薬

 96問:漢方処方製剤

 97問:生薬

 98問:消毒薬

 99問:殺虫剤

 100問:検査薬

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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