令和2年度(2020年度)10月実施宅建の過去問+解説。公式の過去問には解説がないので選択肢ごとに解説を付与します。本ページはガイダンスとインデックスのページです。「ひっかけ」問題リストや「難問」「やや難問」リストもあります。
令和2年度(2020年度)10月実施の宅建試験ですが、申込者数が「204,163人」、受験者数が「168,989人」で、合格者が「29,728人」と相なりました。
合格率は「17.6%」で、合格基準点(一般受験者)は、「38点」となっています。
合格率は、微増となりました。
合格基準点が「38点」であることから、ピンと来た人が多いと思いますが、一口で言うと、「解ける問題が多かった」です。
とりわけ、「民法」で顕著でした。
大半が条文知識を問う問題でした。
大改正があった直後のためか、まだまだ、問題が作り難いのだな、と思いました。
今後、年を重ねて、データが増えるに連れて、難しい問題が増えると思います。
過去問演習においては、当該年度の民法は、「取れてふつう」くらいに把握しておきましょう。
次に、メイン科目の「宅建業法」ですが、近年になく、「解ける問題」が目立ちます。
怒涛の改正問題や、難問・奇問は影を潜めて、実に、いい問題(きっちり勉強したら取れる問題)が多かったです。
そして、他の科目も、難易ともに、凄く「ふつう」でした。昔の宅建試験に先祖返りした思いを抱きました。
まあ、難しい科目は、たとえば、不動産登記法や建築基準法、都市計画法は、相変わらずの手強さでしたが、それでも、他の科目で、合格点は確保できたかと思います。
きちんと勉強した受験生なら、穏当に点数が取れて、合格できたでしょう。
過去の合格率と合格点を挙げると…、
令和1年度(2019年度)は、合格率は「17.0%」で、合格基準点は、「35点」でした。
前々年度の平成30年度(2018年度)は、合格率は「15.6%」で、合格基準点(一般受験者)は、「37点」でした。
まあ、受験に当たっては、合格率は「15%」で、合格基準点は「35点」と、認識しておけばOKです。
んでは、当該年度の過去問一覧です。
第1問から第14問までは、「権利関係」です。
第15問から第25問までは、「法令上の制限」です。
第26問から第45問までは、「宅建業法」です。
第46問から第50問までは、「その他」です。
なお、掲載している過去問は、当時の過去問です。
法改正には対応していないので、最新の法令に準拠してください。
「権利関係」の問題へのリンクです。
「権利関係」だけ演習したい人は、「権利関係一覧」を利用ください。
「法令上の制限」の問題へのリンクです。
「宅建業法」の問題へのリンクです。
「宅建業法」だけ演習したい人は、「宅建業法一覧」を利用ください。
「その他」の問題へのリンクです。
選択肢に「ひっかけ」のあった問題は、以下のとおりです。
出題者の「手口」を知ることが、「ひっかけ対策」の最たるものです。
どういう風に「ひっかけ」問題が出るか、研究してください。
なお、過年度の「ひっかけ」問題は、「宅建「ひっかけ」問題の過去問リスト」を、参考にしてください。
・15問:都市計画法・・・【新手】選択肢ア
・16問:広告規制・・・選択肢エ
・34問:宅地建物取引士・・・選択肢2
・36問:報酬・・・選択肢3
・37問:営業保証金・・・【定番】選択肢2
・40問:保証協会・・・選択肢2
難易度が「難」「やや難」の問題は、以下のとおりです。
「難」の問題は、「捨て問」候補です。
「やや難」の問題は、できれば、取りたい問題です。
傾向把握の一環として、活用ください。
なお、「難」「やや難」とはいえ、『過去問』ですので、チェックだけは、入れておいてください。
宅建の独学向け教材には、「2系統」あります。
はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。
んで、法学部卒等で、ある程度の素養のある人は、「宅建(経験者向け)」を、参考にしてください。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
PDF過去問の演習には、「タブレット」が最も勝手がよくて、ストレスも少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
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受験が終わっても、他の試験で使え、サブ機としても使えます。受験を機に「Fire HD」を検討するのは、損はないです。
試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。
「宅建」という資格を、より知りたい方は、「資格ガイド Sランク資格:宅地建物取引士」を、一読願います。
ブログに試験勉強に関する記事を投稿しています。興味のある方は、「宅建タグの投稿記事」を、お目汚しください。
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