登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「メラノサイト・メラミン(外皮系)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「メラノサイト・メラミン」ですが、そこそこ試験に出るカタカナ語句です。
馴染みのある語句なので、押えておきましょう。
優先順位は、「そこそこ」です。
当該メラノサイト・メラミンは、「3 皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官」の「1)外皮系」に登場するカタカナ語句です。
手引きには…、
「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。」
「メラニン色素の防護能力を超える紫外線に曝されると、皮膚組織が損傷を受け、炎症を生じて発熱や水疱、痛み等の症状が起きる。」
…とあります。
過去問の出題例からすると、言うほど凝った出題はないです。
「神奈川県 R2 第28問」や「福岡県 H30 第29問」、「東京都 H30 第29問」が関の山かと思います。
まあ、今後出るにしても、「入れ替え」問題で…、
「“メラノサイト”は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(“メラニン”)で産生され」ウンヌン…、
…といった感じの出題があるくらいかと思います。
「メラノサイト・・・メラニン産生細胞」と、正確に押えておきましょう。
本試験の傾向ですが、カナカナ語句のメラノサイトやメラミンは、あまり問われないのです。
試験でよくよく問われるのは、カタカナ語句の前後にある…、
「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され」ウンヌン…
…の「表皮」や「最下層」のところです。
「表皮」が「真皮」などによくよく変えられます。
そして、「最下層」が「最“上”層」や「皮膚表面」などに変えられる可能性が高いです。
語句の暗記に加えて、テキストを精読しておきましょう。
「メラノサイト・メラミン」ですが、手引きには、以下のような…、
「また、メラノサイトが活性化されてメラニン色素の過剰な産生が起こり、シミやそばかすとして沈着する。」
…という記述もあります。
最近では、登録販売者の「実務」絡みの問題が散見されます。
当該シミ・そばかすですが、日焼け止めといった医薬品と関わりがあり、実務上も問われることが想定されるので、試験に出ても全く遜色のない記述かと思います。
念のため、押えておきましょう。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
「皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものである。」
「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、」
「太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。」
「メラニン色素の防護能力を超える紫外線に曝されると、皮膚組織が損傷を受け、炎症を生じて発熱や水疱、痛み等の症状が起きる。」
「また、メラノサイトが活性化されてメラニン色素の過剰な産生が起こり、シミやそばかすとして沈着する。」
次の「コラーゲン・フィブリリン・エラスチン(外皮系)」に続きます。
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