メラノサイト・メラミン(外皮系)‐登録販売者 人体 カタカナ語句対策

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「メラノサイト・メラミン(外皮系)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。

メラノサイト・メラミン(外皮系)

  1. 解説・優先順位
  2. 憶え方・語呂・働き・作用
  3. 補足1‐傾向
  4. 補足2‐シミ・そばかす
  5. 手引き 抜粋
  6. リンク

解説・優先順位

 「メラノサイト・メラミン」ですが、そこそこ試験に出るカタカナ語句です。

 馴染みのある語句なので、押えておきましょう。

 優先順位は、「そこそこ」です。

憶え方・働き・作用

 当該メラノサイト・メラミンは、「3 皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官」の「1)外皮系」に登場するカタカナ語句です。

 手引きには…、

 「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。」

 「メラニン色素の防護能力を超える紫外線に曝されると、皮膚組織が損傷を受け、炎症を生じて発熱や水疱、痛み等の症状が起きる。」

 …とあります。

 過去問の出題例からすると、言うほど凝った出題はないです。

 「神奈川県 R2 第28問」や「福岡県 H30 第29問」、「東京都 H30 第29問」が関の山かと思います。

 まあ、今後出るにしても、「入れ替え」問題で…、

 「“メラノサイト”は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(“メラニン”)で産生され」ウンヌン…、

 …といった感じの出題があるくらいかと思います。

 「メラノサイト・・・メラニン産生細胞」と、正確に押えておきましょう。

補足1‐傾向

 本試験の傾向ですが、カナカナ語句のメラノサイトやメラミンは、あまり問われないのです。

 試験でよくよく問われるのは、カタカナ語句の前後にある…、

 「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され」ウンヌン…

 …の「表皮」や「最下層」のところです。

 「表皮」が「真皮」などによくよく変えられます。

 そして、「最下層」が「最“上”層」や「皮膚表面」などに変えられる可能性が高いです。

 語句の暗記に加えて、テキストを精読しておきましょう。

補足2‐シミ・そばかす

 「メラノサイト・メラミン」ですが、手引きには、以下のような…、

 「また、メラノサイトが活性化されてメラニン色素の過剰な産生が起こり、シミやそばかすとして沈着する。」

 …という記述もあります。

 最近では、登録販売者の「実務」絡みの問題が散見されます。

 当該シミ・そばかすですが、日焼け止めといった医薬品と関わりがあり、実務上も問われることが想定されるので、試験に出ても全く遜色のない記述かと思います。

 念のため、押えておきましょう。

手引き 抜粋

 「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。

 「皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものである。」

 「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、」

 「太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。」

 「メラニン色素の防護能力を超える紫外線に曝されると、皮膚組織が損傷を受け、炎症を生じて発熱や水疱、痛み等の症状が起きる。」

 「また、メラノサイトが活性化されてメラニン色素の過剰な産生が起こり、シミやそばかすとして沈着する。」

リンク

 次の「コラーゲン・フィブリリン・エラスチン(外皮系)」に続きます。

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