登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「マクロファージ(白血球・脾臓・リンパ系)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「マクロファージ」ですが、それ自体は、あまり出題されません。
しかし、当該マクロファージの出てくる「単球」や「リンパ系」が頻出論点のため、それらに釣られて、出題されます。
たとえば、「東京都 H29 第24問」や「大阪府 H28 第67問」などです。
油断せず、シッカリと押さえておきましょう。
優先順位は、「そこそこ」です。
当該マクロファージは、白血球・脾臓・リンパ系に登場するカタカナ語句です。
長くなりますが、掲載箇所は、「3)循環器系」の…、
「(c) 血液」の「② 血球(赤血球、白血球、血小板)」の【白血球】の「iii) 」と…、
「(d) 脾臓」と…、
「(e) リンパ系(リンパ液、リンパ管、リンパ節)」です。
試験的には、当該マクロファージが突っ込まれて出題されたことは、ほとんどないです。
んなもんで、「マクロファージ=貪食細胞」とだけ、押えておけばいいでしょう。
先述したように、当該マクロファージよりも、「単球」といった他の語句が問われるので、テキストの周辺の記述を、精読しておきましょう。
「白血球」ですが、手引きでは…、
「単球によっては、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。」
…とあります。
本試験では、「単球」のところが、「好中球」や「リンパ球」に変えられます。
「単球=マクロファージ(貪食細胞)」と、正確に押えておきましょう。
くだらないですが、「マックを探求」や「マグロを探求」くらいに憶えるといいでしょう。
内訳は、マックとマグロは「“マクロ”ファージ」のマクロで、探求はそのまんま「“単球”」です。
「脾臓」ですが、手引きでは…、
「古くなって柔軟性が失われた赤血球は、脾臓の組織に存在するマクロファージ(貪食細胞)によって壊される。」
…とあります。
本試験では、「脾臓」のところが、肝臓・腎臓・膵臓などに変えられる可能性があります。
マクロファージ(貪食細胞)のある臓器は、膵臓と、正確に押えておきましょう。
くだらないですが、「秘蔵のマグロ」くらいに憶えるといいでしょう。
内訳ですが、秘蔵はそのまんま「“脾臓(ひぞう)”」で、マグロは「“マクロ”ファージ」のマクロです。
そこそこ自信作です。
「リンパ系」ですが、手引きでは…、
「リンパ節の内部にはリンパ球やマクロファージ(貪食細胞)が密集していて、リンパ液で運ばれてきた細菌やウイルス等は、ここで免疫反応によって排除される。」
…とあります。
リンパ節の内部に、マクロファージ(貪食細胞)がいるわけです。
考えられる出題として、「リンパ“球”の内部には、マクロファージ(貪食細胞)が密集していて」などと出そうなので、注意してください。「リンパ“節”」が正しいです。
くだらないですが、「まっくろなリンパ」くらいに憶えるといいでしょう。
内訳ですが、まっくろなは「“マクロ”ファージ」のマクロです。そこそこ頭に残るかと思います。
「白血球」では、「大阪府 H28 第67問」が…、
「脾臓」では、「東京都 H29 第24問」が…、
「リンパ系」では、「関西広域連合 R3 第65問」
…といった出題例があります。
チェックしておきましょう。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
【白血球】のiii)
「単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。」
「血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。」
「(d) 脾臓」
「健康な赤血球には柔軟性があるので脾臓内の網目構造をすり抜けられるが、古くなって柔軟性が失われた赤血球は引っかかり、」
「脾臓の組織に存在するマクロファージ(貪食細胞)によって壊される。」
「(e) リンパ系(リンパ液、リンパ管、リンパ節)」
「リンパ節の内部にはリンパ球やマクロファージ(貪食細胞)が密集していて、リンパ液で運ばれてきた細菌やウイルス等は、ここで免疫反応によって排除される。」
次の「ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)」に続きます。
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