ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)‐登録販売者 人体 カタカナ語句対策

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。

ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)

  1. 解説・優先順位
  2. 憶え方・語呂・働き・作用
  3. 手引き 抜粋
  4. リンク

解説・優先順位

 「ボウマン嚢・ネフロン」ですが、実によく出るカタカナ語句です。

 「腎臓」の問題では、まず出題されるカタカナ語句です。正確に押えておくべきです。

 優先順位は、「実に高い」です。

 また、「福岡県 R1 第25問」のように、「穴埋め問題」で問われることもあるので、注意してください。

憶え方・働き・作用

 当該ボウマン嚢・ネフロンは、「4)泌尿器系」の「(a) 腎臓」に登場するカタカナ語句です。

 手引きには…、

 「腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。」

 「糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを腎小体という。」

 「ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、腎小体と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成している。」

 …とあります。

 本試験では、「語句入れ替え」の問題が厄介です。実にバリエーションが多いからです。たとえば…、

 「糸球体の外側を袋状の“ネフロン”が包み込んでおり、これを腎小体という」

 「糸球体の外側を袋状の“腎小体”が包み込んでおり、これを“ボウマン嚢”という」

 「“ボウマン嚢”の外側を袋状の“糸球体”が包み込んでおり、これを腎小体という」

 …といった感じで、本当に、わけのわからない問題が出ることがあります。

 よって、テキストを精読して、各語句を正確に憶えておく必要があります。

 以下にのように…、

 ・腎小体・・・糸球体とボウマン嚢

 ・ネフロン・・・腎小体と尿細管

 …と、ガチで正確に暗記しておきましょう。語呂合わせは、「登録販売者 人体 腎臓の糸球体,ボウマン嚢,腎小体,ネフロンの語呂合わせと憶え方」にまとめています。参考にしてください。

 当該腎臓の記述は、本当に問題を作りやすいです。

 また、受験生にとっては、記憶の混同が起きやすいところなので、何度も、テキストを精読することを勧めます。

 このページを「お気に入り」に入れておいて、空いた時間で、何回も、目を通すといいでしょう。

過去問 出題例

 当該ボウマン嚢・ネフロンが出題された問題には…、

 「ボウマン嚢」では…、

 新潟県 R3 第48問

 福岡県 H30 第27問

 東京都 H30 第27問

 …があります。

 「ネフロン」では…、

 愛知県 R3 第66問

 東京都 R1 第26問

 広島県 R3 第26問

 …があります。

 先述しましたが、ここは、記憶の混同が起きやすいところです。

 このページを「お気に入り」に入れておいて、ヒマがあれば何回も解いて、記憶が正しいかどうか、チェックしておきましょう。

手引き 抜粋

 「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。

 「腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。」

 「糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを腎小体という。」

 「ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、腎小体と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成している。」

糸球体 補足

 「糸球体」ですが、ここもよく出ます。

 手引きには、「腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。」とありますが、太線のところに、注意してください。

 正しくは「動脈」ですが、「“静脈”」に変えられることがあります。

 また、「糸球体」のところが、先に挙げたカタカナ語句の、ボウマン嚢やネフロン等に変えられるので、テキストを精読しておきましょう。

リンク

 次の「アルドステロン・アドレナリン・ノルアドレナリン(腎臓)」に続きます。

こまごましたもの

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