29問‐東京都 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、外皮系についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

29問‐外皮系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「体温が下がり始めると、皮膚を通っている毛細血管に血液がより多く流れるように血管が拡張し、体外への放熱を抑える。」ですが、誤った記述です。

 体温が下がり始めると血管は収縮します。

 寒いと身体が縮こまりますが、血管を収縮するためです。実体験の方を信じてください。

 よって、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

解説:b

 bの「皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造からなり、表皮は最も外側にある角質層と生きた表皮細胞の層に分けられる。」ですが、正しい記述です。

 テキストそのとおりの記述です。

 器官の定義は、基本中の基本です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 cの「メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。」ですが、正しい記述です。

 ときおり、ひっかけで、「表皮の“最上層”にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)」などと出ています。しっかり問題文には目を通しましょう。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 dの「精神的緊張による発汗は、全身の皮膚に生じる。」ですが、誤った記述です。

 精神的緊張による発汗は、手のひら、足底、脇の下の皮膚に限ります。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正」の組み合わせを探せば、「4」と相なります。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:消化器系3・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:血液・・・「ふつう」。

 27問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 28問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。

 29問:外皮系・・・「ふつう」。

 30問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 31問:脳や神経系・・・「ふつう」。

 32問:医薬品の作用・・・「ふつう」。

 33問:医薬品の有効成分・・・「ふつう」。

 34問:代謝及び排泄・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。

 37問:副作用一般・・・「ふつう」。

 38問:副作用‐精神神経系・・・「ふつう」。

 39問:副作用‐消化性潰瘍及びイレウス様症状・・・「ふつう」。

 40問:副作用‐間質性肺炎及び喘息・・・「ふつう」。

H30 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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