登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「フィブリノゲン・フィブリン(血小板)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「フィブリノゲン・フィブリン」ですが、「ひっかけ」でよく見るカタカナ語句です。
「茨城県 R3 第46問」や「福岡県 H29 第23問」で、同様の「ひっかけ」が出題されています。
また、変わったところでは、「広島県 R3 第20問」という問題が出ています。
試験には、そこそこ出るので、押えておきましょう。
優先順位は、「そこそこ高い」です。
なお、当該フィブリノゲンは、「肝臓」のところでも出てきます。
「肝臓」のフィブリノゲンは、そう凝った出題はないと思いますが、念のため、チェックしておきましょう。
当該フィブリノゲン・フィブリンは、「3)循環器系」の「(c) 血液」の②「血球(赤血球、血小板、血小板)」の【血小板】に登場するカタカナ語句です。
手引きには…、
「放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、」
「血漿タンパク質の一種であるフィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリンとなる。」
…とあります。
まず、ポイントは、「血漿タンパク質」のところです。
そのまんまですが、「フィブリノゲン」は、「血漿タンパク質」なわけです。
「血漿脂質」やら「血漿細胞」やら「アミノ酸」やら「リンパ球」とかに変えられそうなので、注意してください。
次に、「フィブリノゲン→フィブリン」の流れです。
「胃」の「ペプシノーゲン・ペプシン」のように、「フィブリノゲンから、ノゲがなくなり、フィブリン」と憶えるといいでしょう。
それか、「長い方から、短い方になる」と憶えればいいでしょう。
あとは、テキストを精読しておけば、大丈夫かと思います。
先の手引き抜粋には続きがあって…、
「フィブリン線維に赤血球や血小板などが絡まり合い、血の凝固物(血餅)となって傷口をふさぎ、止血がなされる。」
…が、続きます。
まずもって、当該文言が丸ごと試験に出そうです。血が止まるメカニズムは、シッカリと読み込んでおきましょう。
次に、太線部分の「フィブリン線維は、少しだけ注意です。
「“フィブリノゲン”繊維」とか「グロブリン繊維」とか「“プチアリン”繊維」といった感じに、変えられそうです。テキストを精読しておきましょう。
また、「血餅(けっぺい)」は、常識的なアレなので、余裕があれば、試験に関係なく、憶えておきたいです。
当該フィブリノゲンですが、「基本知識」の「薬害訴訟」の「C型肝炎訴訟」で登場するカタカナ語句でもあります。
そこでは、「フィブリノゲン製剤」という語句で出てきます。
手引きを抜粋すると…、
「(e) C型肝炎訴訟」
「出産や手術での大量出血などの際に特定のフィブリノゲン製剤や血液凝固第IX因子製剤の投与を受けたことにより、」
「C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟である。」
…となっています。
本試験では、よくよく変えられるところなので、ガチで押さえておきましょう。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
「放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、」
「血漿タンパク質の一種であるフィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリンとなる。」
「フィブリン線維に赤血球や血小板などが絡まり合い、血の凝固物(血餅)となって傷口をふさぎ、止血がなされる。」
次の「マクロファージ」に続きます。
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