登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「ノルアドレナリン・アセチルコリン(自律神経系)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「ノルアドレナリン・アセチルコリン」ですが、そこそこ問われるカタカナ語句です。
憶え方もあるし、メチャクチャ難しいわけでもないので、シッカリと押えておきましょう。
優先順位は、「高い」です。
当該ノルアドレナリン・アセチルコリンは、「4 脳や神経系の働き」の「2)末梢神経系」の【自律神経系の働き】に登場するカタカナ語句です。
手引きには…、
「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであり、」
「副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。」
「ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが伝達物質として放出される。」
…とあります。
過去問の傾向ですが、よくある語句の「入れ替え」問題くらいが関の山です。
「鳥取県 R2 第32問」が代表的な出題です。
まあ、ときに、「福岡県 R1 第31問」や「茨城県 R3 第53問」といった問題も出ますが、まあ、大丈夫なはずです。
要は…、
・交感神経…ノルアドレナリン
・副交感神経…アセチルコリン
・例外:汗腺の交感神経…アセチルコリン
…を、憶えたらいいってな次第です。
くだらない語呂ですが…、
「高ノルマ」と「汗を拭く」、「アセアセ」くらいに把握すればよいかと思います。
過去問の大半は、上記語呂合わせで解答可能です。
「高ノルマ」は、「交感神経…ノルアドレナリン」の語呂ですが…、
「高」は、「“交”感神経」の「こう」です。
「ノルマ」は、「“ノル”アドレナリン」の「ノル」です。
くだらないですが、そこそこ有用かと思います。テキストの余白にメモしておくといいでしょう。
「副交感神経…アセチルコリン」の語呂の「汗を拭く」ですが、そのまんまなので頭に入りやすいと自画自賛しています。
内訳ですが…、
「汗」は、「“アセ”チルコリン」の「アセ」です。
「拭く」は、「“副”交感神経」の「副」です。
「アセアセ」は、「汗腺の交感神経…アセチルコリン」です。
当該語呂もそのまんまです。
「アセ」は、「“汗”腺」の「汗」です。
「アセ」は、「“アセ”チルコリン」の「アセ」です。
何回かブツブツと唱えていたら、頭に残るかと思います。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
「効果器に伸びる自律神経は、節前線維と節後線維からできている。」
「交感神経と副交感神経は、効果器でそれぞれの神経線維の末端から神経伝達物質と呼ばれる生体物質を放出し、効果器を作動させている。」
「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであり、」
「副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。」
「ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが伝達物質として放出される。」
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