登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「リゾチーム(鼻腔)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「リゾチーム」ですが、試験では、しばしば問われるので、押えておきましょう。
なお、以前は、「医薬品」の成分に「リゾチーム塩酸塩」というものがあったのですが、改正により、当該成分は削除されました。
しかし、「人体」においては、「リゾチーム」というカタカナ語は、依然として生きているので、押えておくべきです。
優先順位は、「ふつう」です。
なお、「唾液腺」や「涙器」のところにも、当該リゾチームが出てくるので、併せて押えておきましょう。
参考:リゾチーム(唾液腺)
当該リゾチームは、「2)呼吸器系」の「(a) 鼻腔」に登場するカタカナ語句です。
手引きには…、
「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。」
…とあります。
手引きには、このくらいしか記述がありません。
過去問では、「広島県 R3 第24問」くらいの出題しかありません。
今後も、基礎・基本レベルの出題かと思います。「鼻汁にリゾチーム・・・気道防御」と、押えておきましょう。
当該リゾチームは、先述しましたが、「唾液腺」にも登場するのですが、注記もあるので、凝った出題は「唾液腺」の方で出るように思います。
先述したように、「リゾチーム」ですが、「唾液腺」や「涙器」にも、登場します。
「唾液腺」の手引きを抜粋すると…、
「唾液は、リゾチーム等の殺菌・抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用もある。」
「また、唾液によって口腔内は pH がほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる」
…となっています。
次に、「涙液」の手引きを抜粋すると…、
「涙液の主な働きとしては、(略) 、リゾチーム、免疫グロブリン等を含み、角膜や結膜を感染から防御する、等がある。」
…とあります。
まとめると、「リゾチーム」は、唾液腺・鼻・眼の「唾液・鼻汁・涙液」に含まれることになります。
「リゾチームは、顔の液・・・唾液・鼻汁・涙液」と、まとめて憶えるといいでしょう。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
「鼻腔の内壁には粘液分泌腺が多く分布し、鼻汁を分泌する。」
「鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するため、常に少しずつ分泌されている。」
「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。」
「かぜやアレルギーのときなどには、防御反応として大量に鼻汁が分泌されるようになる。」
次の「アルブミン・グロブリン」に続きます。
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