リゾチーム(鼻腔)‐登録販売者 人体 カタカナ語句対策

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「リゾチーム(鼻腔)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。

リゾチーム(鼻腔)

  1. 解説・優先順位
  2. 憶え方・語呂・働き・作用
  3. 手引き 抜粋
  4. リンク

解説・優先順位

 「リゾチーム」ですが、試験では、しばしば問われるので、押えておきましょう。

 なお、以前は、「医薬品」の成分に「リゾチーム塩酸塩」というものがあったのですが、改正により、当該成分は削除されました。

 しかし、「人体」においては、「リゾチーム」というカタカナ語は、依然として生きているので、押えておくべきです。

 優先順位は、「ふつう」です。

 なお、「唾液腺」や「涙器」のところにも、当該リゾチームが出てくるので、併せて押えておきましょう。

 参考:リゾチーム(唾液腺)

 参考:リゾチーム・免疫グロブリン(涙器)

憶え方・働き・作用

 当該リゾチームは、「2)呼吸器系」の「(a) 鼻腔」に登場するカタカナ語句です。

 手引きには…、

 「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。」

 …とあります。

 手引きには、このくらいしか記述がありません。

 過去問では、「広島県 R3 第24問」くらいの出題しかありません。

 今後も、基礎・基本レベルの出題かと思います。「鼻汁にリゾチーム・・・気道防御」と、押えておきましょう。

 当該リゾチームは、先述しましたが、「唾液腺」にも登場するのですが、注記もあるので、凝った出題は「唾液腺」の方で出るように思います。

補足…唾液腺・涙器

 先述したように、「リゾチーム」ですが、「唾液腺」や「涙器」にも、登場します。

 「唾液腺」の手引きを抜粋すると…、

 「唾液は、リゾチーム等の殺菌・抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用もある。」

 「また、唾液によって口腔内は pH がほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる」

 …となっています。

 次に、「涙液」の手引きを抜粋すると…、

 「涙液の主な働きとしては、(略) 、リゾチーム、免疫グロブリン等を含み、角膜や結膜を感染から防御する、等がある。」

 …とあります。

 まとめると、「リゾチーム」は、唾液腺・鼻・眼の「唾液・鼻汁・涙液」に含まれることになります。

 「リゾチームは、顔の液・・・唾液・鼻汁・涙液」と、まとめて憶えるといいでしょう。

手引き 抜粋

 「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。

 「鼻腔の内壁には粘液分泌腺が多く分布し、鼻汁を分泌する。」

 「鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するため、常に少しずつ分泌されている。」

 「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。」

 「かぜやアレルギーのときなどには、防御反応として大量に鼻汁が分泌されるようになる。」

リンク

 次の「アルブミン・グロブリン」に続きます。

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