プチアリン(唾液腺)‐登録販売者 人体 カタカナ語句対策

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「プチアリン(唾液腺)」の憶え方と語呂合わせのページ。「プチ臀部(でんぶ)」などの語呂もある。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。

プチアリン

  1. 解説・優先順位
  2. 憶え方・語呂・働き・作用
  3. 補足事項
  4. 手引き 抜粋
  5. リンク

解説・優先順位

 「プチアリン」ですが、「1 胃・腸、肝臓、肺、心臓、腎臓などの内臓器官」の「1)消化器系」の「(a) 口腔」の③「唾液腺」の節で登場するカタカナ語句です。

 過去の出題実績は、そうありませんが、最近の試験傾向は、「聖域なし」です。

 どのカタカナ語句も、出題範囲と言って過言ではないです。

 テキストを精読して、遺漏なく押えておきましょう。

 優先順位は、「ふつう」です。

憶え方・働き・作用

 当該プチアリンは、手引きには…、

 「唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素プチアリン唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、また、味覚の形成にも重要な役割を持つ。」

 …と、述べられています。

 そのまんまですが、当該プチアリンは、消化酵素の1つでデンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する働きがあります。

 当該消化酵素ですが、何の栄養素を分解するのかが試験でよく問われます。

 下手な憶え方ですが、「プチ臀部(でんぶ)」で、憶えましょう。

 臀部は、お尻のことで、プチお尻といった意味です。

 語呂の詳細ですが、「プチ」は、「プチアリン」の「プチ」です。

 「臀部(でんぶ)」は、言うまでもなく、「デンプン」の「デンプ」です。

 「プチ臀部(でんぶ)」で、“プチ”アリンが“デン”プンを分解する酵素だと、把握できるかと思います。

 さて、当該プチアリンは、このくらいを押さえておけば上々ですが、最近の傾向からすると、デンプンが分解された後の「デキストリン・麦芽糖」のところも問われそうです。

 たとえば、「大阪府 H28 第61問」などの出題例があります。

 余裕のある人は、ここまでチェックしておきましょう。

例題

 例題ですが、「入れ替え」問題形式で…、

 「プチアリンは、デンプンを“アミノ酸”に分解する消化酵素である」

 …くらいの出題かと思われます。

 当然、「×」です。

 先の語呂「プチ臀部(でんぶ)」で、速攻に判別できるかと思います。

過去問

 当該の過去問での出題ですが、「関西広域連合 R2 第61問」や「奈良県 R3 第30問」といった出題です。

 先の例題同様、基本の名称と、その働きさえ押えていれば、解答できるかと思います。

補足‐唾液アミラーゼ

 「プチアリン」の別名は、「唾液アミラーゼ」です。

 当該唾液アミラーゼの方で出題されてもいいように、押えておきましょう。

 なお、「アミラーゼ」ですが、「膵臓」のところにも、「アミラーゼ(膵液アミラーゼ)」が登場します。併せて、チェックしておきましょう。

 当該アミラーゼ(膵液アミラーゼ)の効能は、「唾液腺」のアミラーゼと同じで、「デンプンを分解する」です。

 参考:トリプシノーゲン・アミラーゼ・リパーゼ(膵臓)

手引き 抜粋

 「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。

 「唾液腺」

 「唾液を分泌し、食物を湿潤させてかみ砕きやすくし、また、咀嚼物を滑らかにして嚥下を容易にする。」

 「唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン。唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、また、味覚の形成にも重要な役割を持つ。」

リンク

 次の「リゾチーム(唾液腺)」に続きます。

こまごましたもの

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