登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「プチアリン(唾液腺)」の憶え方と語呂合わせのページ。「プチ臀部(でんぶ)」などの語呂もある。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「プチアリン」ですが、「1 胃・腸、肝臓、肺、心臓、腎臓などの内臓器官」の「1)消化器系」の「(a) 口腔」の③「唾液腺」の節で登場するカタカナ語句です。
過去の出題実績は、そうありませんが、最近の試験傾向は、「聖域なし」です。
どのカタカナ語句も、出題範囲と言って過言ではないです。
テキストを精読して、遺漏なく押えておきましょう。
優先順位は、「ふつう」です。
当該プチアリンは、手引きには…、
「唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン。唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、また、味覚の形成にも重要な役割を持つ。」
…と、述べられています。
そのまんまですが、当該プチアリンは、消化酵素の1つで、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する働きがあります。
当該消化酵素ですが、何の栄養素を分解するのかが試験でよく問われます。
下手な憶え方ですが、「プチ臀部(でんぶ)」で、憶えましょう。
臀部は、お尻のことで、プチお尻といった意味です。
語呂の詳細ですが、「プチ」は、「プチアリン」の「プチ」です。
「臀部(でんぶ)」は、言うまでもなく、「デンプン」の「デンプ」です。
「プチ臀部(でんぶ)」で、“プチ”アリンが“デン”プンを分解する酵素だと、把握できるかと思います。
さて、当該プチアリンは、このくらいを押さえておけば上々ですが、最近の傾向からすると、デンプンが分解された後の「デキストリン・麦芽糖」のところも問われそうです。
たとえば、「大阪府 H28 第61問」などの出題例があります。
余裕のある人は、ここまでチェックしておきましょう。
例題ですが、「入れ替え」問題形式で…、
「プチアリンは、デンプンを“アミノ酸”に分解する消化酵素である」
…くらいの出題かと思われます。
当然、「×」です。
先の語呂「プチ臀部(でんぶ)」で、速攻に判別できるかと思います。
当該の過去問での出題ですが、「関西広域連合 R2 第61問」や「奈良県 R3 第30問」といった出題です。
先の例題同様、基本の名称と、その働きさえ押えていれば、解答できるかと思います。
「プチアリン」の別名は、「唾液アミラーゼ」です。
当該唾液アミラーゼの方で出題されてもいいように、押えておきましょう。
なお、「アミラーゼ」ですが、「膵臓」のところにも、「アミラーゼ(膵液アミラーゼ)」が登場します。併せて、チェックしておきましょう。
当該アミラーゼ(膵液アミラーゼ)の効能は、「唾液腺」のアミラーゼと同じで、「デンプンを分解する」です。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
「唾液腺」
「唾液を分泌し、食物を湿潤させてかみ砕きやすくし、また、咀嚼物を滑らかにして嚥下を容易にする。」
「唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン。唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、また、味覚の形成にも重要な役割を持つ。」
次の「リゾチーム(唾液腺)」に続きます。
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