登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、2~3論点で登場するものをまとめたページ。横断学習用に、当該重複するカタカナ語句をまとめている。アミラーゼ,リゾチーム,リパーゼ,フィブリノゲン,アルブミン,グロブリン,マクロファージを掲載している。手引きの抜粋も併せて掲載。知識の整理や暗記・記憶に活用してほしい。
登録販売者の「人体」にて、複数の論点で登場するカタカナ語句を、以下にまとめています。
(あれ、これって、どこぞで見たことがあるような)的な、モヤっとした知識の確認や、横断学習に役立たせてください。
「アミラーゼ」は、「唾液腺」と「膵臓」のところに出てきます。
手引きを抜粋すると、「唾液腺」は…、
「唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン。唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、また、味覚の形成にも重要な役割を持つ。」
…です。
んで、「膵臓」は…、
「膵液は、消化酵素の前駆体タンパクであり消化管内で活性体であるトリプシンに変換されるトリプシノーゲンのほか、」
「デンプンを分解するアミラーゼ(膵液アミラーゼ)、」
「脂質を分解するリパーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる。」
…です。
参考:プチアリン(唾液腺)
「リゾチーム」は、「唾液腺」と「鼻腔」と「涙器」のところに出てきます。
手引きを抜粋すると、「唾液腺」は…、
「唾液は、リゾチーム※等の殺菌・抗菌物質を含んでおり…」
…となっています。
「鼻腔」は…、
「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。」
…です。
「涙器」は…、
「涙液の主な働きとしては、(略)(5) リゾチーム、免疫グロブリン等を含み、角膜や結膜を感染から防御する、等がある。」
…です。
参考:リゾチーム(唾液腺)
参考:リゾチーム(鼻腔)
「リパーゼ」は、「小腸」と「膵臓」のところに出てきます。
手引きを抜粋すると、「小腸」は…、
「脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受ける」
…となっています。
そして、「膵臓」は…、
「(膵臓は)脂質を分解するリパーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる。」
…です。
「フィブリノゲン」は、「肝臓」と「血小板」のところに出てきます。
手引きを抜粋すると、「肝臓」は…、
「胆汁酸やホルモンなどの生合成の出発物質となるコレステロール、フィブリノゲン等の血液凝固因子、アルブミン等、生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質は、肝臓において産生される。」
…です。
「血小板」は…、
「血漿タンパク質の一種であるフィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリンとなる。」
…となっています。
「アルブミン」は、「肝臓」と「血漿」のところに出てきます。
手引きを抜粋すると、「肝臓」は…、
「胆汁酸やホルモンなどの生合成の出発物質となるコレステロール、フィブリノゲン等の血液凝固因子、アルブミン等、生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質は、肝臓において産生される。」
…です。
そして、「血漿」は…、
「アルブミンは、血液の浸透圧を保持する(血漿成分が血管から組織中に漏れ出るのを防ぐ)働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする。」
…です。
「グロブリン」は、「血漿」と「白血球」と「涙器」のところに出てきます。
手引きを抜粋すると、「血漿」は…、
「グロブリンは、その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担うため、そういったものは免疫グロブリンとも呼ばれる。」
…です。
「白血球」では…、
「(リンパ球)リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物を認識したり(T細胞リンパ球)、それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生する(B細胞リンパ球)。」
…となっています。
「涙器」では…、
「涙液の主な働きとしては、(略)(5) リゾチーム、免疫グロブリン等を含み、角膜や結膜を感染から防御する、等がある。」
…です。
参考:免疫グロブリン(白血球)
「マクロファージ」は、白血球・脾臓・リンパ系に出てきます。
「マクロファージ(白血球・脾臓・リンパ系)」の方で、確認してください。
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