登録販売者試験の「人体」に出てくる「カタカナ語句」のうち、「インスリン・グルカゴン(膵臓)」の憶え方と語呂合わせのページ。復習用に「手引き」の抜粋も併せて掲載。出先の勉強などに活用ください。
「インスリン・グルカゴン」ですが、「1 胃・腸、肝臓、肺、心臓、腎臓などの内臓器官」の「1)消化器系」の(e)「膵臓」の節で登場するカタカナ語句です。
過去の出題実績は、そうありません。
しかし、出ることには出ます。
参考:H29 東京都 第22問
参考:R3 東京都 第21問
また、「インスリン」がそこそこ名の知れた語句なので、狙われる可能性もあります。
優先順位は、「ふつうよりすこし上」です。
当該インスリン・グルカゴンですが、手引きには…、
「膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある」
…とあります。
読んで字のごとく、当該インスリン・グルカゴンは、血糖値を調節するホルモンです。
効能の「血糖値を調節する」は、インスリンで認識できるかと思います。(糖尿病の患者の中には、自分でインスリンを注射する方もいます。)
さて、インスリンの方はよく耳目にしますが、グルカゴンの方は、そう目にしないので、意識して憶える必要があります。
くだらないですが、「グルのスリ」くらいに憶えておけば、試験的には十分でしょう。
言うまでもないですが、“グル”カゴンと、イン“スリ”ンの頭文字です。
「インスリン」ですが、登録販売者の手引き(テキスト)では、2か所しか出てきません。
「膵臓」のところと、「医薬品」の「禁煙補助剤」の禁忌の「糖尿病」ところです。
そして、「グルカゴン」は、当該膵臓以外のところでは、出てこないです。
よって、「膵臓」の問題以外に、インスリンやグルカゴンが出てきたら、おおむね間違いと判断できます。
両方とも、「膵臓」くらいにしか出てこないカタカナ語句だからです。
出題者は、当該インスリンやグルカゴンを、「はったり(フェイク)」的に、選択肢に繰り出してくるので、注意してください。
手引きを再び挙げると…、
「膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある」
…とあります。
そのままですが、「膵臓」は、「消化腺」です。
当該消化腺の論点も、よく出るので、「消化腺 語呂合わせ」で、憶えてしまいましょう。
後半最後の「内分泌腺」も、チェックしておきましょう。
頭の腐った出題者だと、「“外”分泌腺」などと出しかねません。
なお、念のために言っておきますが、「外分泌腺」なる語句は、手引きに登場しないので、頭の片隅に置いておくといいでしょう。
「復習」用のため、手引きの該当部分を抜粋しておきます。
「膵臓」
「膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある」
次の「コール酸・デオキシコール酸」に続きます。
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