基本知識 一問一答

相互作用、飲み合わせ その2

 テキストのページは、「相互作用、飲み合わせ その2」です。

 んでは、スタート。

『アルコールは、主として肝臓で代謝されるため、酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が弱まっていることが多い。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「弱まっていることが多い」のところです。

 正しくは、「高まっていることが多い」です。

 お酒を飲み続けると、お酒に強くなるのも、肝臓の代謝能力がアップするからです。

『肝臓で代謝されるアセトアミノフェンなどでは、通常よりも代謝されにくくなり、体内から医薬品が遅く消失して十分な薬効が得られなくなることがある。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「通常よりも“代謝されにくく”なり、体内から医薬品が“遅く”消失して十分な薬効が得られなくなることがある」のところです。

 正しくは、「通常よりも“代謝されやすく”なり、体内から医薬品が“速く”消失して十分な薬効が得られなくなることがある」です。

 登録販売者試験でよくある「逆」問題ですね。

 テキストを精読しておけば、即答できたはずです。

『カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、それらを含む医薬品(例:総合感冒薬)と食品(例:コーヒー)を一緒に服用すると過剰摂取となるものもある。』

正誤はこちら。

 登録販売者試験によくある、そっくりそのままの出題です。

 うーん、突っ込んだ出題はないと思いますが、無理して問題を作ろうとして、カフェインやビタミンAが変えられる可能性があります。

 タンニン酸とかビタミンCとかに変えられても、解けるようになっておきましょう。

『注射薬は、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性があるが、外用薬だとその可能性はない。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 違和感をひしひし感じる問題です。無理に問題を作った感がします・

 間違っているのは、「外用薬だとその可能性はない」のところです。

 正しくは、「外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある」です。

 ホント、ここよく出るので、押えておきましょう。

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補足リンク1

 通読用・・・「相互作用、飲み合わせ 全記述

補足リンク2

 大元インデックス・・・「Webテキスト インデックス

 本章インデックス・・・「基本知識 インデックス

 本節インデックス・・・「医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因 インデックス

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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