基本知識 一問一答

不適正な使用と副作用 その1

 テキストのページは、「不適正な使用と副作用 その1」です。

 んでは、スタート。

『一般用医薬品の場合、その使用を判断する主体が一般の生活者であることから、その適正な使用を図っていく上で、販売時における専門家の関与が特に重要である。』

正誤はこちら。

 そのとおりの記述です。

 テキストまんまの記述です。

 一読して違和感がないなら、大概、正しいです。

 難しく考えないで、解答してください。

『一般用医薬品は、手軽に入手できるので、症状を一時的に緩和するだけの対処を漫然と続けていても構わない。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 ダメダメですね。

 選択肢のようなことを続けていると、「いたずらに副作用を招く危険性が増すばかりでなく、適切な治療の機会を失うことにもつながりやすい。」と、相なります。

 一般用医薬品は、対症療法薬でしかないです。

 何かあるのなら、「受診勧奨」が基本です。

『大人用の一般用医薬品を、半分にして子供に飲ませても構わない。』

正誤はこちら。

 いわゆる「誤った薬常識」ですね。

 大人用の薬を子供に与えてはいけません。たとえ、半分にしてもです。

 薬の成分には、小児の禁忌(15歳未満の小児は使用を避ける等々)のあるものが多々あります。

 んなもんで、半分にしても、子供にとってはリスクの高い成分を摂取することになります。だから、ダメなんです。

 当該記述は、よく出ます!押えておきましょう。

『薬はよく効けばいいし、多く飲めば早く効くので、定められた用量を超える量を服用するのが推奨される。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 ダメダメですね。

 薬は効きすぎると副作用のリスクが高まりますし、早く効けばいいというものでもないです。

 用法用量を守るは、薬の基本ですね。

 こういう一読して誤りと分かる選択肢も、そこそこ出ます。

『便秘薬や総合感冒薬、解熱鎮痛薬などはその時の不快な症状を抑えるための医薬品である。』

正誤はこちら。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 最近の試験では、こういう手引きの一文が脈絡なくポコッと出題されます。

 ガチ暗記は無用です。テキストを精読しておきましょう。

『長期連用により精神的な依存がおこり、使用量が増え、購入するための経済的な負担も大きくなる例も見られる。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 これも、先の設問と同じ趣旨です。ひょっこり出ます。

 基本的に、こういう教科書風の記述が突っ込んで問われることはないので、難しく考えないで、解答してください。

ページリンク

 「一問一答:次のページ」へ。

補足リンク1

 通読用・・・「不適正な使用と副作用 全記述

補足リンク2

 大元インデックス・・・「Webテキスト インデックス

 本章インデックス・・・「基本知識 インデックス

 本節インデックス・・・「医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因 インデックス

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

みんなとシェアする