基本知識 一問一答

一般用医薬品で対処可能な症状等の範囲 その2

 テキストのページは、「一般用医薬品で対処可能な症状等の範囲 その2」です。

 んでは、スタート。

『近年、急速な高齢化の進展や生活習慣病の増加など疾病構造の変化、生活の質の向上への要請等に伴い、自分自身の健康に対する関心が高い生活者が多くなっている。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 最近は、何でもかんでも出るようになっています。

 手引きのこういう総論的な記述も、出題対象です。

 キーワードもないし、内容もふつうですが、目だけは通しておいてください。

『専門家による適切なアドバイスの下、身近にある一般用医薬品を利用する「セルフメディケーション」の考え方がみられるようになってきている。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 ふつうの内容ですね。先と同じく、こういう記述も試験に出ます。

 出題の意図としては、おそらく、ちゃんとテキストを読んでいるかどうか、チェックしているのだと思います。

『セルフメディケーションの主役は医薬関係者である。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「医薬関係者」のところです。

 正しくは、「一般の生活者」です。

 ちゃんとテキストを読んでおけば、まず、間違えないですね。

『一般用医薬品の情報提供は、医薬品の販売に結びつけて行うべきである。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 手引きには…、

 「情報提供は必ずしも医薬品の販売に結びつけるのでなく、医療機関の受診を勧めたり(受診勧奨)、医薬品の使用によらない対処を勧めることが適切な場合があることにも留意する必要がある。」

 …とあります。

 「受診勧奨」は、登録販売者の重要な仕事の1つです!!!

 覆面調査されてると思います。

『一般用医薬品で対処可能な範囲は、医薬品を使用する人によって変わってくるものである。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 そのとおりの記述です。よくよく出ます。

 文章そのものは、ピンとこないですが、禁忌を思い出してみてください。

 乳幼児や妊婦等は、使える薬が限られています。

 ですから、その分だけ、「一般用医薬品で対処可能な範囲」が狭まる、ってな塩梅です。

『医薬品使用においてドーピングに注意が必要なのは、要指導医薬品や医療用医薬品であり、一般用医薬品は注意しなくてよい。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。んなーこたない、と突っ込む問題ですね。

 一般用医薬品にも使用すればドーピングに該当する成分を含んだものがあるので、注意が必要です。

 また、手引きには…、

 「スポーツ競技者から相談があった場合は、専門知識を有する薬剤師などへの確認が必要

 …とあります。

 たとえば、大会前に風邪を引いたので市販の風邪薬を飲んだら、ドーピングにひっかかった事例があります。

 登録販売者の実務に関係するので、しっかり押えておきましょう。

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