基本知識 一問一答

プラセボ効果

 テキストのページは、「プラセボ効果」です。

 んでは、スタート。

『医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用による作用を生じることをプラセボ効果(偽薬効果)という。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 プラセボ効果の典型的な出題です。

 間違っているのは、「薬理作用による作用」のところです。

 正しくは、「薬理作用によらない作用」です。よ・ら・な・いです。

 手引きの…、

 「医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをプラセボ効果(偽薬効果)という。」

 …は、何回も読んでおいてください。損ないです。

『プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)等が関与して生じると考えられている。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 こういうとアレですが、こういうストレートな出題の方が、問題を解きにくいのです。どっか間違えてないか、疑心暗鬼してしまうからです。

 当該記述を何回も読んで、重要なキーワードは、“すべて”憶えてしまってください。

 択一式から穴埋めからひっかけから、よくよく問われます。

『プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(自然緩解)や、条件付けによる自然発生的な変化、時間経過による生体反応(暗示効果など)等が関与して生じると考えられている。』

正誤はこちら。

 登録販売者試験によくある、語句を入れ替えた問題です。

 全体的にメチャクチャ違いますね。

 正しい記述は…、

 「プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)等が関与して生じると考えられている」

 …となっています。

 シッカリとテキストを精読しておきましょう。

『プラセボ効果によってもたらされる反応や変化にも、望ましいもの(効果)しかなく、不都合なもの(副作用)はない。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「望ましいもの(効果)しかなく、不都合なもの(副作用)はない。」のところです。

 プラセボ効果には、望ましいもの(効果)と不都合なもの(副作用)とがあります。

 地味に出るので、押えておきましょう。

『プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもある。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 「客観的に測定可能な変化」ですが、要は、熱を測ったら下がってたみたいな、数字になって現れる、ってな次第です。

 人体は不思議なもんで、効いた気になって数字がよくなったりします。

『プラセボ効果を目的として医薬品が使用されるべきである。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 超絶定番論点です。

 プラセボ効果ですが、あまりに不確実なので、プラセボ効果狙いの医薬品摂取は、不適当となっています。

 薬の過剰摂取にも、なりかねないですしね。

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