基本知識 一問一答

販売時のコミュニケーション その3

 テキストのページは、「販売時のコミュニケーション その3」です。

 んでは、スタート。

『購入者側の状況を把握するには、医薬品の販売等に従事する専門家から購入者等に尋ねることが少なくないが、会話しやすい雰囲気づくりに努め、購入者等が健康への高い関心を有する生活者として参加意識を持って、医薬品を使用する状況等について自らの意志で伝えてもらえるよう促していくことが重要である。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 登録販売者の仕事については、こんな風に、ストレートに問われます。

 実務に直結することなので、しっかり読んでおきましょう。

 まあ、試験的には、一読して変なものがなければ、深く追求せずに、「〇」としたらいいです。

『購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しく、コミュニケーションが成立しがたい場合なら、プライバシーの観点から、情報を引き出す必要はない。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 昔からよく出ます。

 「コミュニケーションが成立しがたい場合」ですが、手引きには…、

 「医薬品の販売等に従事する専門家は、そうした場合であっても、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報をできる限り引き出し、可能な情報提供を行っていくためのコミュニケーション技術を身につけるべき

 …となっています。

 ちょっとぽわーんとして意味がよく分からんですが、答えは、「コミュニケーション技術を身につけるべき」なので、そのまんま憶えちゃいましょう。

『購入者等が医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があるため、販売数量は一時期に使用する必要量とする等、販売時のコミュニケーションの機会が継続的に確保されるよう配慮することも重要である。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 一時に薬を大量に売ると、薬が合ってないと症状が悪化したり、過剰摂取の原因となったり、受診勧奨が遅れたりします。

 ですから、「販売数量は一時期に使用する必要量とする」とすることで、コミュニケーションの機会を確保する、ってな次第です。

 販売量を抑えるのも、登録販売者の仕事なのです。押えておきましょう。

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