基本知識 一問一答

医薬品のリスク評価 その1

 テキストのページは、「医薬品のリスク評価 その1」です。

 んでは、スタート。

『医薬品の効果とリスクは、用量と作用強度の関係(用量-反応関係)に基づいて評価される。』

正誤はこちら。

 よく出る記述ですが、ガチ暗記は無用です。

 こういう記述があったなー程度で解答すればいいでしょう。

 憶えなくていいですが、手引きの改正前は、「“薬物曝露時間と曝露量との積”で表現される用量-反応関係に基づいて評価される」となっていて、積の部分が和やら商やらに変えてよく出題されました。

 その名残で、当該記述が出ているように思われます。

『投与量と効果又は毒性の関係は、薬物用量を増加させるに伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、治療量を経て「最小効量」に至る。』

正誤はこちら。

 間違っているのは、「「無作用量」から、治療量を経て「最小効量」」のところです。

 正しくは、「「無作用量」から、最小効量を経て「治療量」」です。

 ここは、語句の入れ替え問題が本当に多いです。

 「医薬品のリスク評価の「用量・反応」の語呂合わせ 無作用量・最小有効量・治療量・中毒量・最小致死量・致死量 」を参考に、シッカリ整理してください。

『治療量上限を超えると、効果よりも有害反応が強く発現する「最小致死量」となり、「致死量」を経て、「中毒量」に至る。』

正誤はこちら。

 間違っているのは、「「最小致死量」となり、「致死量」を経て、「中毒量」に至る。」のところです。

 正しくは、「「中毒量」となり、「最小致死量」を経て、「致死量」に至る。」です。

 先と同様の問題です。

 こういう風に語句を入れ替えられると、ホント、???となります。

 だからこそ、昔も今も、受験生を落とす問題として出題されているように思われます。

『動物実験により求められる50%中毒量(LD50)は、薬物の毒性の指標として用いられる。』

正誤はこちら。

 間違っているのは、「50%中毒量」のところです。

 正しくは、「50%致死量」です。

 本問のように、語句が変えられるケースがあるので、うっかり読み落とさないようにしましょう!

 また、数字は、常に狙われています。50%LD50も、チェックしておきましょう。

 LDのアルファベットも、LPとかCDとかに変えられてもおかしくないので、注意してください。

『少量の医薬品の投与でも発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全を生じる場合もある。』

正誤はこちら。

 選択肢の埋め草的に出る記述です。

 一読して、少量の医薬品でもリスクがあることを押えておけば十分です。

 発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全ウンヌンについては、深く追求する必要はないです。変えられたケースはないです。

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補足リンク1

 通読用・・・「医薬品のリスク評価 全記述

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 大元インデックス・・・「Webテキスト インデックス

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 本節インデックス・・・「医薬品概論 インデックス

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