本問は、「人体」の「血液」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「血漿中のアルブミンは、その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌や ウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う。」ですが、誤った記述です。
選択肢の説明は、「グロブミン」のものです。
「アルブミン」ですが、「血液の浸透圧を保持する(血漿成分が血管から組織中に漏れ出るのを防ぐ)働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする」です。
カタカナ語句は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「赤血球中のヘモグロビンは、鉄分と結合したタンパク質で、酸素量の多いところ で酸素分子と結合し、酸素が少なく二酸化炭素が多いところで酸素分子を放出する 性質がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
他県では、酸素・二酸化炭素の「入れ替え」が多発なので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「好中球は、白血球の約5%と少ないが、白血球の中で最も大きく、強い食作用を 持つ。」ですが、誤った記述です。
定番論点です。
ずっこける選択肢です。全部違います。
選択肢の記述は、「単球」のものです。
「好中球」は、「最も数が多く、白血球の約60%を占めている」です。
数字は、常に狙われています。「人体の数字2」をチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「血管の損傷部位では、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連 の反応が起こり、血 漿タンパク質の一種であるフィブリンが傷口で重合して線維状のフィブリノゲンとなる」ですが、誤った記述です。
「逆」の問題です。
正しくは、「“フィブリノゲン”が傷口で重合して線維状の“フィブリン”となる」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする