危険物取扱者 丙種の公式過去問の第3問目の解説。第3問は、指定数量の倍数を問う問題です。計算をするので要領を知らないと解けません。とはいえ、難しくはないので、確実に取りましょう。間違えたらしっかり復習です。5回やれば憶えます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「やさしい」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、語呂の覚えておけば、確実に解けます。
その語呂は、「5時だよ、兄さん、ひと・ふ・ろ(一風呂)、わんだふる」で、「指定数量の伝説的憶え方‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の法令」を参考にしてください。
上記語呂を用いて、それぞれを計算して、後で、それぞれの倍数を足し算すれば、答えは出ます。
ガソリンは、「第1石油類」の「非水溶性」であり、指定数量は「200リットル」です。
設問では、「ガソリン 100リットル」となっています。
「100/200」で、「0.5倍」と相なります。
軽油は、「第2石油類」の「非水溶性」であり、指定数量は「1,000リットル」です。
設問では、「軽油 500リットル」となっています。
「500/1000」で、「0.5倍」と相なります。
灯油は、「第2石油類」の「非水溶性」であり、指定数量は「1,000リットル」です。
設問では、「灯油 500リットル」となっています。
「500/1000」で、「0.5倍」と相なります。
ギヤ油は、「第4石油類」の「非水溶性」であり、指定数量は「6,000リットル」です。
設問では、「軽灯油油 3,000リットル」となっています。
「3000/6000」で、「0.5倍」と相なります。
それぞれの危険物の倍数を足し算します。
「0.5+0.5+0.5+0.5」なので、「2」倍と相なります。
こんな次第で、『指定数量の倍数の計算は、語呂で割り算、後で足し算』と憶えてしまいましょう。
本問は、「倍数は2倍」となります。
2倍の選択肢を探せば…、
正解:1
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
受験が終わっても、ボイラーや冷凍機械等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。
危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
★みんなとシェアする