危険物取扱者 丙種の公式過去問の第24問目の解説。第24問は、動植物油類を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、動植物油類に関する問題です。
選択肢3に、当該動植物油類の最大の特徴が出ているので、これだけ、押えておきましょう。
選択肢3は、丙種のみならず、乙4、甲種にまで、顔を出す論点です。
選択肢1の「加熱すると、水によく溶ける。」ですが、誤った記述です。
4類危険物には、水溶性のものもあります。
しかし、動植物油類は、加熱しようが、水に溶けません。
オリーブオイルやイワシ油をイメージして解答するとよいでしょう。熱したオリーブオイルが水に溶けるなんて、聞いたこともないはずです。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢2の「常温(20°C)で可燃性蒸気を発生し、引火するおそれがある。」ですが、誤った記述です。
少々、難しいかもしれませんが、類推してみてください。
灯油や軽油は、引火点がそれぞれ「40度」と「45度」です。
これらは、常温では、引火しません。
動植物油類より危険な灯油・軽油が、常温で引火しないのです。
ならば、より安全な動植物油類が、常温で引火するわけがない、と考えられるってな寸法です。
難しい選択肢は、常識を働かせてみてください。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢3の「乾性油がしみ込んだ布を積み重ねて放置しておくと、酸化熱により自然発火するおそれがある。」ですが、正しい記述です。
動植物油類は、酸化熱により自然発火するおそれがあるので、要注意です。
これが、動植物油類の最大の特徴です。キッチリ押えておきましょう。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
なお、自然発火しやすいのは、「アマニ油」です。
選択肢4の「引火点はガソリンより高く、灯油より低い」ですが、誤った記述です。
動植物油類の引火点は、かなり高く、加熱しない限り、引火しません。
まあ、常識的に考えて、灯油より安全な動植物油類が、灯油より先に燃えることはないです。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
なお、ガチ暗記事項は…、
ガソリンの引火点は、「-40度以下」です。
灯油の引火点は、「40度以上」です。
軽油の引火点は、「45度以上」です。
…です。
本問は、「正しいものはどれか?」です。
よって…、
正解:3
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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