危険物取扱者 丙種の公式過去問の第18問目の解説。第18問は、「専用タンク等の腐食」を問う問題です。難しいところはありません。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
一見すると難しそうな「文章問題」ですが、「腐食しているタンク」を探すだけの問題です。
選択肢1の「専用タンクの周囲に設けられた危険物の漏えいを検知する管から、タール状の物質が検出された。 」ですが、腐食の恐れがあります。
選択肢には、「漏えいを検知する管」から「タール状のものが出た」とあります。
タンク等が腐食して、危険物が漏えいしている証拠です。
よって、選択肢は、「腐食しているおそれが大きい」となります。
選択肢2の「入出荷量から計算した危険物の在庫量と、液面計で測定した実際の在庫量を比較すると、実際の在庫量の方が少ない日が連続していた。」ですが、腐食の恐れがあります。
「タンク等に漏えい」があって、そこから危険物が漏れているから、実際の在庫量が、帳簿と比べて、少なくなっているわけです。
よって、選択肢は、「腐食しているおそれが大きい」となります。
選択肢3の「移動タンク貯蔵所から専用タンクに危険物を注入している時に、通気管の先端から油臭がした。 」ですが、腐食の恐れはそうないです。
そら、専用タンクに危険物を注入しているのですから、タンク内の空気に圧力がかかって、油臭がしても、おかしくありません。
よって、選択肢は、「腐食しているおそれが小さい」となります。
選択肢4の「固定給油設備の給油ノズルから出た危険物を確認したところ、水が混じっていた」ですが、腐食の恐れがあります。
専用タンク等に腐食があって、穴などが空き、そこから、雨水等が染みこんでいる可能性があります。
よって、選択肢は、「腐食しているおそれが大きい」となります。
「1」は「腐食しているおそれが大きい」です。
「2」は「腐食しているおそれが大きい」です。
「3」は「腐食しているおそれが小さい」です。
「4」は「腐食しているおそれが大きい」です。
本問は、「腐食しているおそれが最も小さい現象はどれか?」です。
よって…、
正解:3
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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