危険物取扱者 丙種の公式過去問の第7問目の解説。第7問は、丙種危険物の規定を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。間違えたらしっかり復習です。
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本問のレベルは「やさしい」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、丙種危険物の“超”基本の問題です。
テキストを読んでいたり、願書に目を通したりしていれば、まず、正解できるはずです。
丙種が取り扱える危険物は、願書の“試験範囲”に書いているように、「ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130℃以上のものに限る)、第4石油類及び動植物油類」です。
選択肢1の「ガソリン、灯油、重油、シリンダー油」ですが、正しい記述です。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢2の「ガソリン、軽油、エタノール、重油」ですが、誤った記述です。
選択肢中の「エタノール」は、「アルコール類」です。丙種では取り扱えません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢3の「ギヤー油、重油、軽油、ジエチルエーテル」ですが、誤った記述です。
選択肢中の「ジエチルエーテル」は、「特殊引火物」です。丙種では取り扱えません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢4の「灯油、アセトン、エタノール、重油」ですが、誤った記述です。
選択肢中の「アセトン」は、「第1石油類(水溶性)」です。「エタノール」は、「アルコール類」です。丙種では取り扱えません。
よって、選択肢は、「×」となります。
先の危険物ですが、丙種だけの受験予定なら、細かいものを押える必要はなく、基本の「ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130℃以上のものに限る)、第4石油類及び動植物油類」だけ、覚えておけばいいです。
しかし、乙4まで受けるなら、先の危険物のジエチルエーテルやらアセトンやらは、“超”頻出危険物なので、名前だけでも、憶えておきましょう。
なお、丙種の「ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130℃以上のものに限る)、第4石油類及び動植物油類」ですが、「引火点130℃以上のものに限る」の文言までは、押えなくていいです。試験には出ないからです。
ざっくり、「ガソリン、灯油、軽油、第3石油類、第4石油類、動植物油類」と、頭に入れておけば、事が足ります。
本問は、「正しいものはどれか?」となります。
よって…、
正解:1
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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