アーカイブの問題です。令和2年までの過去問に掲載されていました。危険物取扱者 丙種の公式過去問の第6問目の解説。第6問は、定期点検の規定を問う問題です。語呂合わせあります。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。間違えたらしっかり復習です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、定期点検の定番論点の問題です。
どの選択肢も、頻出です。また、乙4試験でも実によく出るので、すべてを押さえておくほうが無難です。語呂合わせをフルに活用してください。
選択肢1の「定期点検は、原則として1年に1回以上実施しなければならない。」ですが、正しい記述です。
定期点検は、原則として、1年に1回以上、です。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢2の「定期点検の記録は、原則として3年間保存しなければならない。」ですが、正しい記述です。
選択肢の言うように、定期点検の記録は、「3年間」の保存義務があります。
憶え方あります。「定期点検の数字は3秒で暗記できる‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の法令」を参考ください。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢3の「定期点検は、製造所等の位置、構造及び設備が、技術上の基準に適合しているかどうかについて実施する。」ですが、正しい記述です。
テキストにそのまんまの文言が載っているのでを確認しておいてください。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢4の「定期点検は、すべての製造所等に義務づけられている。」ですが、誤った記述です。
定期点検が義務付けられているのは、すべての製造所ではなく、一部の施設です。
よって、選択肢は、「×」となります。
なお、定期点検が義務付けられている製造所等は、乙4の頻出論点です。乙4受験予定の方は、「定期点検は順番と語呂暗記で勉強する‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の法令」を参考に、語呂の「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱんに、キウイタンク」を押えておきましょう。
語呂を説明すると、義務のあるところは、「製造所、屋内貯蔵所、屋外貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、一般取扱所、給油取扱所、移送取扱所、地下タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所」です。
本問は、「誤っているものはどれか?」となります。
よって…、
正解:4
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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