危険物取扱者 丙種の公式過去問の旧20問目の解説。旧20問は、自動車ガソリンを問う問題です。選択肢のすべては、ド定番・ド頻出事項です。すべての正誤がつくようになっておきましょう。本問は、アーカイブ問題(差し替えによって削除された問題)です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「やさしい」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、自動車ガソリンに関する問題です。
ガソリンの主要な数字は、ガチ暗記です。
選択肢1の「自動車ガソリンは、オレンジ系色に着色されている。」ですが、正しい記述です。
テキスト記載事項です。テキストで確認しておきましょう。
選択肢は、「○」と相なります。
なお、乙4・甲種論点ですが、「工業用ガソリンは、無色」です。
選択肢2の「引火点が低く、静電気の火花で容易に引火する。」ですが、正しい記述です。
ガソリンの引火点は、「-40度以下」で、かなり低い部類です。
ガソリンは、静電気で、引火します。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢3の「発火点は約300°Cである。」ですが、正しい記述です。
ガソリンの発火点は、約300度です。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
なお、灯油・軽油の“発火点”は、「約220度」と、ガソリンより低いです。
選択肢4の「蒸気と空気の混合割合が2:8で引火する。」ですが、誤った記述です。
ガソリンの燃焼範囲は、『1.4~7.6vol%』です。
んなもんで、「2:8」、つまり、「20%:80%」だと、ガソリンが濃すぎて引火しません
よって、選択肢は、「×」と相なります。
なお、ガソリンの燃焼範囲の『1.4~7.6vol%』は、本当によく出るので、ガチ暗記します。
本問は、「誤っているものはどれか?」です。
よって…、
正解:4
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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