危険物取扱者 丙種の公式過去問の第19問目の解説。第19問は、水とガソリンを問う問題です。難しいところはありません。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、水とガソリンに関する問題です。
常識的に考えれば、大丈夫かと思われます。
選択肢1の「ガソリンと水が混合し、量が増えるから」ですが、誤った記述です。
ガソリンの火災に、水をかけるのがダメなのは、「油が水に浮いて、火災(火面)が拡がるから」です。
選択肢は、「×」と相なります。
選択肢2の「ガソリンによって水が分解し、揮発性ガスが発生するから」ですが、誤った記述です。
ガソリン火災に、水をかけるのがダメなのは、「油が水に浮いて、火災(火面)が拡がるから」です。
また、そもそも、ガソリンは水で分解しません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢3の「ガソリンは水よりも軽いため水に浮き、燃焼面が広がるから」ですが、正しい記述です。
ド定番事項です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢4の「ガソリンが水によって分解し、有毒ガスが発生するから」ですが、誤った記述です。
先に見たように、ガソリンの火災に、水をかけるのがダメなのは、「油が水に浮いて、火災(火面)が拡がるから」です。
また、ガソリンは、水で分解しません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
なお、ガソリンの有毒うんぬんですが、乙4まで受験予定の方は、「乙4危険物の有毒・有害(腐食・凍傷・やけど)の横断まとめ‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の性消」の方も、参考にしてみてください。
本問は、「正しいものはどれか?」です。
よって…、
正解:3
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
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受験が終わっても、ボイラーや冷凍機械等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。
危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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