危険物取扱者 丙種の公式過去問の第12問目の解説。第12問は、一酸化炭素の燃焼式を問う問題です。化学アレルギーのある人は、無理でしょう。まったく頭脳が受け付けない人は、「捨て問」でよいかと思います。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「難」です。
ガチ文系の人は、「捨て問」で構いません。
他の問題で活路を見出いしましょう!
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、一酸化炭素の燃焼式を問う問題です。
一酸化炭素の化学式は、「CO」です。
んで、「燃焼」ですが、一口で言えば、「酸化」することです。
酸素の化学式は、「O2」です。
二酸化炭素の化学式は、「CO2」です。
問題文には、「二酸化炭素2分子が生成する」とあります。
とりあえずCOの分子数を「x」、O2の分子数を「y」としましょう。
現時点でわかることを、燃焼の化学式に書いてみると…、
xCO + yO2 →2CO2
…と相なります。
「2CO2」ですが、分子をばらばらにすると、炭素Cが2個、酸素Oが4個あることがわかります。
左辺の数字をこれに調整すると…、
「2 CO + 1 O2 →2CO2」となります。
よって、一酸化炭素は「2」分子で、酸素分子が「1」分子と相なります。
繰り返しますが、要領を得ないなら、「捨て問」でもいいです。他の問題で、いくらでも失点をカバーできます。
正解:3
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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