危険物取扱者 丙種の公式過去問の第2問目の解説。第2問は、仮貯蔵を問う問題です。知識問題で、知ってさえいれば解けます。本当に、ド定番・ド頻出の問題です。確実に取りましょう。間違えたらしっかり復習です。
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本問のレベルは「やさしい」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、知識問題です。
当該「仮貯蔵」の論点は、上位互換の乙4でも、毎回のように出ているところです。
丙種でキッチリ覚えきれば、乙4のときに楽ができるので、今ここで、済ませてしまいましょう。
なお、答えを言ったも同然ですが、「仮貯蔵・仮取扱とは、消防長又は消防署長の承認を受ければ、指定数量以上の危険物を、“10日以内”に限り、仮に貯蔵・仮に取扱できる制度です。
選択肢1の「7日以内」ですが、先に見たように、「仮貯蔵・仮取扱のできる期間は、10日以内」となっています。
よって、選択肢は、「誤り」と相なります。
選択肢2の「10日以内」ですが、先に見たように、「仮貯蔵・仮取扱のできる期間は、10日以内」となっています。
よって、選択肢は、「正しい」と相なります。
選択肢3の「14日以内」ですが、先に見たように、「仮貯蔵・仮取扱のできる期間は、10日以内」となっています。
よって、選択肢は、「誤り」と相なります。
選択肢4の「30日以内」ですが、先に見たように、「仮貯蔵・仮取扱のできる期間は、10日以内」となっています。
よって、選択肢は、「誤り」と相なります。
補足です。同じ「10日」つながりで、「危険物の品目・数量、または、指定数量の倍数の変更」の規定も覚えてしまいましょう。
当該危険物の品目・数量、または、指定数量の倍数の変更は、「変更の10日前」までに、行なうことになっています。
仮貯蔵・仮取扱は、「10日以内に限って可能」。
危険物の品目・数量、または、指定数量の倍数の変更は、「10日前までに届出」です。
ちょっぴり違うところもありますが、「10日」つながりで、両方を覚えましょう。頻出論点です。
さて、仮貯蔵・仮取扱は、先に見たように、消防長又は消防署長の承認を受ければ可能となります。
んで、そのほかの制度のうち、「仮使用」というものがあります。これは、変更工事の際に、市町村長等の承認を受ければ、完成検査前に、その設備等を仮に使用できる制度です。
仮貯蔵・仮取扱と、当該仮使用ですが、「仮」系は、「承認」なので、併せて覚えてしまいましょう。
過去問では、「仮貯蔵には、消防長又は消防署長の“許可”が必要」とか、「仮使用には、市町村長等の“認可”が必要」などと、よく出ます。
当該「仮」系もよく出るので、暗記してください。
「仮」系は、すべて「承認」です。
本問は、「正しいものはどれか?」の問題です。
よって…、
正解:2
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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