危険物取扱者 丙種の公式過去問の第2問目の解説。第2問は、貯蔵所取扱所の区分を問う問題です。知識問題で、知ってさえいれば解けます。本当に、ド定番・ド頻出の問題です。確実に取りましょう。間違えたらしっかり復習です。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「屋内貯蔵所とは、屋内の場所において危険物を貯蔵し、又は取 り扱う貯蔵所をいう。」ですが、正しい記述です。
屋内貯蔵所の正しい記述です。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正しい」と相なります。
選択肢2の「第1種販売取扱所とは、店舗において容器入りのままで販売する ため危険物を取り扱う取扱所で、指定数量の倍数が15以下のものを いう。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
「第1種販売取扱所」なので、選択肢の言うように、「指定数量の倍数が15以下」です。
よって、選択肢は、「正しい」と相なります。
ちなみに、「第2種販売取扱所」は、「指定数量の倍数が15を超え、40以下」です。
両方とも、チェックしておきましょう。
選択肢3の「屋外タンク貯蔵所とは、屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵 し、又は取り扱う貯蔵所をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述で、解説のしようがありません。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正しい」と相なります。
選択肢4の「地下タンク貯蔵所とは、地盤面下若しくは地階に設置されている タンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「地盤面下若しくは地階に設置されている」のところです。
正しくは、「地盤面下に設置されている」です。
「地下タンク貯蔵所」ですが、要は、皆さんがよく目にする、ガソリンスタントです。
地下のあるガソリンスタントなんて、聞いたことがないですよねー。
よって、選択肢は、「誤」と相なります。
本問は、「誤っているものはどれか?」の問題です。
よって…、
正解:4
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:貯蔵所取扱所の区分・・・「ふつう」。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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