アーカイブ問題です。新問追加により削除された問題です。危険物取扱者 丙種の公式過去問の第22問目の解説。第22問は、軽油を問う問題です。選択肢のうち2つは、基礎・基本的なものなのですが、残り2つが難しい選択肢となっています。消去法も使えないので、難問といえます。できなくても、気にしないでください。甲種を持ってても、無理な選択肢です。
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本問のレベルは「難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、軽油に関する問題です。
選択肢の1と2は、基礎・基本です。正誤が付くようにしてください。特に、『数字』は、ガチ暗記です。
選択肢の3と4は、難しいです。できなくても、気にしないでください。乙4持ち・甲種持ちでも、正確に判別できない選択肢です。
選択肢1の「引火点は、45°C以上である。」ですが、正しい記述です。
軽油の引火点は、『45度以上』です。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
なお、灯油の引火点は、『40度以上』です。
んで、ガソリンの引火点は、『-40度以下』です。
3つとも、ガチ暗記です。
選択肢2の「水より軽く、水に溶けない。」ですが、正しい記述です。
軽油は「油」なので、水に浮きますし、水と混ざりません。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
ところで、乙4では、“水に浮く、浮かない”が頻出論点です。
乙4まで受けようと思っている方は、「比重が1以上の危険物の横断まとめと憶え方‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の性消」の方も、参考にしてください。
選択肢3の「水より蒸発しにくい。」ですが、正しい記述です。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
なお、当該選択肢は、テキストに載ってない、難儀な選択肢です。
本試験にて、こういう難解な選択肢に遭遇した場合は、とりあえず、「後回し」です。
選択肢4の「ガソリンより軽い」ですが、誤った記述です。
軽油の比重は、「0.85」です。
ガソリンの比重は、「0.65~0.75」です。
よって、軽油は、ガソリンよりも、重いです。
んなもんで、選択肢は、「×」と相なります。
なお、当該選択肢も、難しい部類です。
4類危険物の個々の比重は、そう試験に出ません。乙4でも、甲種でも、稀な論点となっています。
個人的には、比重の数字は、憶えなくていいと思います。覚えずとも、合格点は確保できます。
つーか、比重の数字よりも、ド頻出である、ガソリン・灯油・軽油の引火点、発火点、燃焼範囲を、ガチ暗記するべきかと思います。
本問は、「誤っているものはどれか?」です。
よって…、
正解:4
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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