丙種公式過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　危険物取扱者丙種の公式過去問の第1問目の解説。第1問は、危険物一般を問う問題です。常より突っ込んだ出題で、乙４レベルの問題のため、解けなくても仕方のない問題です。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。

1問‐危険物一般

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問のレベルは「やや難」です。

　本問の答えは、「こちら（番号のみ）」です。

選択肢１

　選択肢１の「危険物の区分として、第１類から第６類までに分類されている。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　危険物には、第１類から第６類まであります。

　選択肢は、「正」となります。

　丙種だと、これ以上、突っ込んだ出題はないと思います。

　ただ、今後、乙４まで受ける予定なら、以下は、押えておきましょう。

　・第１類‐酸化性固体

　・第２類‐可燃性固体

　・第３類‐自然発火性物質または禁水性物質

　・第４類‐引火性液体

　・第５類‐自己反応性物質

　・第６類‐酸化性液体

　こいつらは、本当に、よく出ます。

選択肢２

　選択肢２の「アセトンは特殊引火物である。」ですが、誤った記述です。

　小難しい選択肢です。

　「アセトン」ですが、これは、「第１石油類」です。

　「特殊引火物」ですが、ジエチルエーテル、二硫化炭素、アセトアルデヒド、酸化プロピレンとかです。

　過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習しておきましょう。

　選択肢は、「誤」となります。

選択肢３

　選択肢３の「灯油は第２石油類である。」ですが、正しい記述です。

　「灯油」は、第２石油類です。

　「灯油」は、丙種の扱える危険物です。本問は、解けるようになっておきましょう。

　選択肢は、「正」となります。

選択肢４

　選択肢４の「クレオソート油は第３石油類である。」ですが、正しい記述です。

　これも、小難しい選択肢です。

　「クレオソート油」は、第３石油類です。

　まあ、丙種で、ここまで勉強できないですわ。できなくても問題ありません。

　選択肢は、「正」となります。

まとめ

　本問は、「誤っているものはどれか？」の問題です。

　よって…、

　正解：2

　…と相なります。

過去問その他の問題

　本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

　通勤・通学中にどうぞ。

法令

　1問：危険物一般・・・「やや難」。

　2問：仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。

　3問：指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。

　4問：運搬・・・「ふつう」。基本問題。

　5問：書換・・・「ふつう」。

　6問：定期点検・・・「ふつう」。

　7問：丙種危険物・・・「やさしい」。

　8問：保有空地・・・「ふつう」。

　9問：第５種消火設備・・・「難」。

　10問：各種規制・・・「ふつう」。

基礎知識

　11問：燃焼・・・「ふつう」。

　12問：一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。

　13問：分解燃焼・・・「ふつう」。

　14問：消火方法と消火原理・・・「ふつう」。

　15問：静電気・・・「ふつう」。

性消

　16問：性状・・・「ふつう」。

　17問：丙種の消火器・・・「ふつう」。

　18問：専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。

　19問：水とガソリン・・・「やさしい」。

　20問：引火性液体・・・「やさしい」。

　21問：灯油の性状・・・「やさしい」。

　22問：軽油の性状・・・「ふつう」。

　23問：重油・・・「ふつう」。

　24問：動植物油類・・・「ふつう」。

　25問：引火点・・・「ふつう」。

アーカイブ

独学向け教材

　「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

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危険物取扱者のこまごましたもの

　危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。

　興味のある方は、「危険物取扱者：ブログ記事」をばご参考ください。

　試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。

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