危険物取扱者 丙種の公式過去問の第17問目の解説。第17問は、「丙種の消火器」を問う問題です。難しいところはありません。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「1 泡を放射する消火器」ですが、「灯油」に使用が可能です。
泡消火器は、丙種危険物や乙4危険物に使用可能です。
よって、選択肢は、「適切」となります。
選択肢2の「霧状の強化液を放射する消火器」ですが、「灯油」に使用が可能です。
先の泡消火器と同様に、丙種危険物や乙4危険物に使用可能です。
よって、選択肢は、「適切」となります。
なお、注意して欲しいのは、「霧状の強化液消火器」なら「OK」という点です。「棒状」は不可なので、整理して憶えてください。
選択肢3の「消火粉末を放射する消火器(リン酸塩類等を成分とするもの)」ですが、正しい記述です。
「粉末消火器」ですが、リン酸塩類等のほか、炭酸水素ナトリウム(重曹)の粉末消火器も、丙種危険物や乙4危険物に使用可能です。
よって、選択肢は、「適切」となります。
選択肢4の「霧状の水を放射する消火器」ですが、誤った記述です。
油が水に浮いて、火災が拡がってしまうため、「水」の消火器は、ダメです。
すなわち、「棒状」の水消火器と、「霧状」の水消火器は、丙種危険物や乙4危険物に、使用不可です。
よって、選択肢は、「不適切」となります。
「1」は「適切」です。
「2」は「適切」です。
「3」は「適切」です。
「4」は「不適切」です。
正解:4
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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