危険物取扱者 丙種の公式過去問の第11問目の解説。第11問は、燃焼を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、燃焼を問う問題で、基本問題です。
テキストをしっかり読んで、過去問を解いて、「燃焼の3要素」いれば、穏当に取れるはずです。
なお、答えを言ったも同然ですが、「燃焼の3要素」は、「可燃物、酸素供給源、点火源」の3つを指します。
選択肢1の「重油......酸素......二酸化炭素」ですが、誤った記述です。
重油は、可燃物です。
酸素は、当たり前ですが、酸素供給源になります。
しかし、最後の二酸化炭素は、点火源になりません。
選択肢の組み合わせは、燃焼の3要素がそろってないので、燃焼が起きません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢2の「軽油......窒素......電気火花」ですが、誤った記述です。
軽油は、可燃物です。
窒素は、酸素供給源ではありません。
電気火花は、点火源となります。
選択肢の組み合わせは、燃焼の3要素がそろってないので、燃焼が起きません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢3の「灯油......二酸化炭素......空気」ですが、誤った記述です。
灯油は、可燃物です。
二酸化炭素は、酸素供給源ではありません。
空気は、点火源になりません。
選択肢の組み合わせは、燃焼の3要素がそろってないので、燃焼が起きません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢4の「ガソリン......空気......静電気火花」ですが、正しい記述です。
ガソリンは、可燃物です。
空気は、酸素供給源です。
静電気火花は、点火源となります。
選択肢の組み合わせは、燃焼の3要素がそろっています。よって、燃焼が起きます。
よって、選択肢は、「○」となります。
本問は、「燃焼の起きる組み合わせはどれか?」となります。
よって…、
正解:4
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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