危険物取扱者 丙種の公式過去問の第10問目の解説。第10問は、各種規制の規定を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。本問は、消防設備士レベルなので、解けなくていいです。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、各種規制を問う問題で、“幕の内弁当”的な出題となっています。
テキストをしっかり読んで、過去問を解いていれば、穏当に取れるはずです。
選択肢1の「製造所等を設置する場合は、市町村長等の設置許可を受けなければならない。」ですが、正しい記述です。
設置においては、『市町村長等の許可』が要ります。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢2の「丙種危険物取扱者が乗車していれば、すべての危険物を移動タンク貯蔵所で移送することができる。」ですが、誤った記述です。
丙種が扱える危険物は、「ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130℃以上のものに限る)、第4石油類及び動植物油類」です。移送も、これらのものしかできません。
「すべての危険物を移動タンク貯蔵所で移送することができる」のところが誤りです。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢3の「危険物を運搬する場合は、指定数量未満であっても運搬基準に従わなければならない」ですが、正しい記述です。
たとえ、指定数量未満でも、運搬の際は、運搬基準に従う必要があります。
そうでないと、指定数量未満なら、ペットボトルやビニル袋にガソリンを入れて運んでもいいことになってしまうからです。指定数量未満でも、運搬基準に従い、法の指定する容器で運ばねばなりません!
こんな次第で、運搬の場合は、指定数量に関係なく、運搬基準に従うことになります。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢4の「指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準は、市町村条例で定められている。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「○」となります。
本問は、「誤っているものはどれか?」となります。
よって…、
正解:2
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:危険物一般・・・「やや難」。
2問:仮貯蔵・・・「やさしい」。当然。
3問:指定数量・・・「やさしい」。絶対取れる。
4問:運搬・・・「ふつう」。基本問題。
5問:書換・・・「ふつう」。
6問:定期点検・・・「ふつう」。
7問:丙種危険物・・・「やさしい」。
8問:保有空地・・・「ふつう」。
9問:第5種消火設備・・・「難」。
10問:各種規制・・・「ふつう」。
11問:燃焼・・・「ふつう」。
12問:一酸化炭素の燃焼式・・・「難」。
13問:分解燃焼・・・「ふつう」。
14問:消火方法と消火原理・・・「ふつう」。
15問:静電気・・・「ふつう」。
16問:性状・・・「ふつう」。
17問:丙種の消火器・・・「ふつう」。
18問:専用タンク等の腐食・・・「ふつう」。
19問:水とガソリン・・・「やさしい」。
20問:引火性液体・・・「やさしい」。
21問:灯油の性状・・・「やさしい」。
22問:軽油の性状・・・「ふつう」。
23問:重油・・・「ふつう」。
24問:動植物油類・・・「ふつう」。
25問:引火点・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を使えばよいでしょう。
当該テキストには問題も多々掲載されているので、本書1冊で十分です。なにより、安いです。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「丙種の独学」をお読みください。
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