本問は、「医薬品」の「漢方の特徴・基本的考え方」についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が 一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「現代では、一般用医薬品の漢方処方製剤として、処方に基づく生薬混合物 の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤に加工したもののみ が、市販されている。」ですが、誤った記述です。
なんでこんな問題を作るのかな?という問題です。
間違っているのは、「調製された乾燥エキス製剤を散剤に加工したもののみ が、市販されている」のところです。
正しくは、「軟エキス剤、伝統的な煎剤用の刻み生薬の混合物、処方に基づいて調製された丸剤 等も存在する」です。
出題者は、受験生がちゃんとテキストを読んでるかどうか、調べてるのでしょうね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「 「口渇があり、尿量が減少するもの」という状態は、漢方の病態認識では 水毒となる。」ですが、正しい記述です。
「水毒」の正しい記述です。
漢方の専門用語なのですが、よく出るようになっています。出題実績があるので、押えておきましょう。
なお、「皮膚の色つやが悪く」は、(血虚)です。余裕があれば押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般用医薬品の漢方処方製剤に用いることが出来る漢方処方は、現在 50処方程度である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「50」のところです。
正しくは、「300」です。
出題実績のある数字です。押えておきましょう。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字10」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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