令和7年度の関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)の登録販売者試験の医薬品のもくじ。「主な医薬品とその作用」は「40問」出題で、関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)の問21~問60までを占める。個々の問題への総リンクを挙げる。総評的なことも。
令和7年度の関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)の医薬品ですが、全体的に、問題のレベルがかなりアップしています。
端的に言うと、テキストのほとんどあらゆる記述が出ている状態です。
たとえば、「第58問‐感染症及び食中毒」などが、新傾向の典型的な例です。こういうのも出るようになったかーという感じです。
ですから、以前のような“出るところだけやる”方式は、危険です。満遍なくテキストを精読しておきましょう。
言うまでもなく、禁忌と副作用は、ガチで問われます。両者ともガチで押えていってください。
さて、当該年度の「医薬品」ですが、後述するように、漢方処方製剤が「9問」も出たので、点数的にかなり厳しいです。(漢方処方製剤を完全に捨てた人は、31点満点で戦うことになるからです。)
問題のレベルが上がっていることもあり、今回の試験では、合格点の28点(7割得点)できたら、御の字かと思います。
中には、28点取れなかった人もいるでしょう。
しかし、安心してください。
続く法規や人体は、オーソドックスな出題で、わりかし点数が取り易かったです。
合格点に届かない分は、これらの科目で捻出してください。
多分、今後、こういう医薬品低得点→他の科目高得点→全体得点合格基準満たすみたいな感じになるかと思います。
もはや、明白に定番問題と化したのが、「資料読み取り問題」です。
「第29問‐乗物酔い防止薬」や「第30問‐鎮咳去痰薬」です。
そこそこ手を焼くので、出題形式に慣れておきましょう。
漢方処方製剤の出題が「9問」となっています。
対して、生薬が「2問」となっています。
漢方処方製剤を勉強していない人は、ゴッソリと失点したことになります。
ちなみに、前年は、漢方処方製剤の出題が「7問」で、生薬が「4問」でした。
保険の意味で、漢方処方製剤の生薬どちらかは、勉強しておきましょう。
両方捨てるのは、リスクが大きいです!
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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