本問は、「医薬品」の「鎮暈薬(乗物酔い防止薬)」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、 内耳への血流を改善する作用を示す。」ですが、正しい記述です。
「抗めまい成分」の「ジフェニドール塩酸塩」の正しい記述です。
キーワードの「内耳」や「前庭」が“変えられやすい語句”なので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ジメンヒドリナートは、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を 抑える作用を示し、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である」ですが、正しい記述です。
「抗ヒスタミン成分」の「ジメンヒドリナート(ジフェンヒドラミンテオクル酸塩)」の正しい記述です。
固有事項は、必ず狙ってくるので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「メクリジン塩酸塩(塩酸メクリジン)は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが 早く持続時間が短い」ですが、誤った記述です。
超絶ド定番の問題です。
間違っているのは、「持続時間が短い」のところです。
正しくは、「持続時間が長い」です。
参考:メクリジン塩酸塩
固有事項は、必ず狙ってくるので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、当該メクリジンも、「抗ヒスタミン成分」です。
名称に「ミン」が入っていないので、注意してください。
参考:鎮暈薬の抗ヒスタミン成分‐メクリジン塩酸塩・プロメタジンテオクル酸塩・ジメンヒドリナートの語呂合わせ
選択肢dの「6歳未満では、自律神経系が未発達であるため、乗物酔いが起こることはほとんどないとさ れており、一般用医薬品として、6歳未満を対象とした乗物酔い防止薬は販売されていない」ですが、誤った記述です。
数字が間違っています。
選択肢の「6歳未満」が誤りで、正しくは、「3歳未満」です。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字3」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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