本問は、「医薬品」の「小児の疳」についての問題です。すべての選択肢が漢方処方製剤で構成されています。すべて、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。取って貴重な1点を確保しましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状については、成長に伴って自 然に治まるのが通常である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状を鎮めることを目的とする医薬品(生薬 製剤・漢方処方製剤)であり、小児における虚弱体質の改善は目的としていない。」ですが、誤った記述です。
小児鎮静薬は、小児の虚弱体質、消化不良などの改善も、その目的とする医薬品です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「小児の疳を適応症とする漢方処方製剤は、生後3ヶ月未満の乳児に使用することができる」ですが、誤った記述です。
定番の数字問題です。
漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、“生後3ヶ月未満”の乳児には使用しない、となっています。
数字であり禁忌でありと、出題者垂涎の論点です。ガチで押えておきましょう。
参考:医薬品の数字4
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「小児の疳を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏のほか、小建中湯がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。すべて、「疳の薬」の漢方処方製剤です。
「疳の薬」の漢方処方製剤は、出題率が激高なので、すべて押えておきましょう。
参考:小建中湯
参考:抑肝散
参考:抑肝散加陳皮半夏
参考:柴胡加竜骨牡蛎湯
参考:桂枝加竜骨牡蛎湯
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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