65問‐東京都 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「解熱鎮痛薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

65問‐解熱鎮痛薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢におけ る抗炎症作用は期待できない。」ですが、正しい記述です。

 「アセトアミノフェン」の定番の論点です。

 テキストの「主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない」は、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「エテンザミドは、他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強 いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合してはならないとされている」ですが、誤った記述です。

 ずっこける選択肢です。

 間違っているのは、「他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合してはならないとされている」のところです。

 おなじみの「アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドの組合せのACE処方」を思い出せば、即答できるはずです。

 おもくそ、組み合わされていますね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 参考:エテンザミド

選択肢c

 選択肢cの「イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いが、抗炎症作用は弱いため、 他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合される」ですが、正しい記述です。

 「イソプロピルアンチピリン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、当該イソプロピルアンチピリンには、「一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分」の論点もあるので、ガチで押えておきましょう。こっちの方が出ます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:かぜ(感冒)

 62問:かぜ薬(総合感冒薬)

 63問:漢方処方製剤(かぜ)

 64問:プロスタグランジン

 65問:解熱鎮痛薬

 66問:眠気防止薬 カフェイン

 67問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 68問:小児の疳

 69問:鎮咳去痰薬

 70問:漢方処方製剤・生薬(鎮咳去痰薬)

 71問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)

 72問:制酸薬

 73問:胃腸に作用する薬

 74問:漢方処方製剤(胃腸)

 75問:腸の薬

 76問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 77問:駆虫薬

 78問:強心薬

 79問:高コレステロール改善薬

 80問:貧血用薬

 81問:循環器用薬

 82問:痔疾用薬

 83問:婦人薬

 84問:漢方処方製剤(婦人薬)

 85問:内服アレルギー用薬

 86問:鼻に用いる薬

 87問:眼科用薬

 88問:きず等への殺菌消毒成分

 89問:外皮用薬

 90問:皮膚に用いる薬

 91問:抗菌成分及び抗真菌成分

 92問:歯痛・歯槽膿漏薬

 93問:禁煙補助剤

 94問:滋養強壮保健薬

 95問:生薬成分

 96問:消毒薬の殺菌消毒成分

 97問:消毒薬の応急処置

 98問:衛生害虫

 99問:殺虫剤

 100問:一般用検査薬

令和3年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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