本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤・生薬(鎮咳去痰薬)」についての問題です。漢方処方製剤の選択肢が「2つ」と、生薬の選択肢が「2つ」で構成されています。すべて、基礎・基本的なものばかりなので、テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。取れる問題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用い られる。」ですが、正しい記述です。
「セキサン」の正しい記述です。
最近は、「生薬」も正面から問われているので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「キョウニンは、キキョウ科のキキョウの根を基原とする生薬で、痰又は痰を伴う咳に用いら れる」ですが、誤った記述です。
「キョウニン」の基原は、「バラ科のホンアンズ、アンズ等の種子」です。
選択肢の言う「キキョウ科のキキョウの根」が基原なのは、「キキョウ」です。
「基原と名称が同じ生薬一覧」で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「麦門冬湯は、体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感が あるもののから咳、気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、しわがれ声に適すとされるが、水様痰の多い人には不向きとされる」ですが、正しい記述です。
「麦門冬湯」の正しい記述です。
キーワードの「水様痰の多い人には不向き」で判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「半夏厚朴湯は、構成生薬としてカンゾウを含む」ですが、誤った記述です。
「半夏厚朴湯」には、カンゾウが含まれていません。
当該半夏厚朴湯は、カンゾウ・マオウ・ダイオウの3つが配合されていません。
リンク先のページで、「半夏厚朴湯」の特徴や憶え方などをまとめているので、一読願います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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