本問は、「医薬品」の「婦人薬」の問題です。漢方処方製剤の選択肢が2つありますが、「婦人薬」なので、各自、対策ができているように思います。全体的に、内容的には、基本レベルです。解けないとだめな問題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
「婦人薬」の全般的なことは、「婦人薬の総論とかまとめ」を参考にしてください。
選択肢aの「エストラジオールを含有する婦人薬は、一般用医薬品では内服薬のみが認められている。」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「膣粘膜又は外陰部に適用されるものがある。これらの成分は適用部位から吸収されて循環血液中に移行する」…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「エチニルエストラジオールは、長期連用することにより、血栓症を生じるおそれがある」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もあるため、継続して使用する場合には、医療機関を受診するよう促すべきである。」…とあります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「桂枝茯苓丸は、体力虚弱なものの月経不順や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤であり、特に重篤な副作用は知られていない。」ですが、誤った記述です。
まず、体力規定(虚実)が違います。
「桂枝茯苓丸」は、「比較的体力があり」です。
また、「桂枝茯苓丸」は、まれ重篤副作用に、「肝機能障害」があります。
「婦人薬」の漢方処方製剤は、ほぼ毎年出るので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「桃核承気湯は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、 月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、 痔疾、打撲症に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む」ですが、正しい記述です。
「桃核承気湯」の正しい記述です。
なお、「婦人薬」で「体力中等度以上」なのは、当該桃核承気湯のみです。チェックしておきましょう。
また、当該桃核承気湯は、痔にも効くので、ご婦人に適しています。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「適切なもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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