本問は、「医薬品」の「抗菌成分及び抗真菌成分」についての問題です。これまでに、あまり出題されなかったマイナー成分で、選択肢が構成されています。手薄だった人は、シッカリ復習して、解けるようになっておきましょう。もう、「定番問題化」しています。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「バシトラシンは、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」ですが、誤った記述です。
「バシトラシン」ですが、「壁にバシッ!」で、「細菌の細胞“壁”合成を阻害することにより抗菌作用を示す」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ホモスルファミンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す」ですが、誤った記述です。
「ホモスルファミン」は、「細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す」です。
選択肢の言う「細菌の細胞壁合成を阻害」は、選択肢aの「バシトラシン」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「オキシコナゾール硝酸塩は、副作用としてかぶれ、腫れ、刺激感等が現れることがある」ですが、正しい記述です。
「イミダゾール系抗真菌成分」である「オキシコナゾール硝酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「(イミダゾール系抗真菌成分は、)副作用としてかぶれ、腫れ、刺激感等が現れることがある。」
「イミダゾール系成分が配合されたみずむし薬でかぶれたことがある人は、他のイミダゾール系成分が配合された製品も避けるべきである」
…とあります。
禁忌のところまで、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ピロールニトリンは、患部を酸性にすることにより、皮膚糸状菌の発育を抑える目的で用い られる」ですが、誤った記述です。
「ピロールニトリン」ですが、「菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える」です。
選択肢の言う「患部を酸性にする」ウンヌンなのは、「ウンデシレン酸」や「ウンデシレン酸亜鉛」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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