令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「皮膚に用いる薬」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ケトプロフェンが配合された貼付剤を使用している間及び使用後も当分の間は、天 候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、貼付部に紫外線が当たるのを避ける必 要がある。」ですが、正しい記述です。
「ケトプロフェン」の正しい記述です。
当該ケトプロフェンは、禁忌のたくさんある要注意成分です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「フェルビナクは、過度に使用しても鎮痛効果が増すことはなく、その場合の安全性 は確認されていないため、貼付剤については連続して2週間以上の使用は避けること とされている製品が多い。」ですが、正しい記述です。
「フェルビナク」の正しい記述です。
なお、選択肢の記述は、当該だけのものではなく、「インドメタシン、ケトプロフェン、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム」に共通するものです。
手引きには…、
「これらは過度に使用しても鎮痛効果が増すことはなく、」
「また、その場合の安全性は確認 されていないため、塗り薬又はエアゾール剤については1週間あたり 50g(又は 50mL)を 超えての使用、」
「貼付剤については連続して2週間以上の使用は避けることとされている製 品が多い。」
「いずれも長期連用を避ける必要があり、医薬品の販売等に従事する専門家にお いては、まとめ買いや頻回に購入する者に対して、注意を促していくことが重要である」
…とあります。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字9」を一読をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「サリチル酸メチルは、主として局所刺激により患部の血行を促し、また、末梢の知 覚神経に軽い麻 痺 を起こすことにより、鎮痛作用をもたらすと考えられている。」ですが、正しい記述です。
「サリチル酸メチル」の正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ニコチン酸ベンジルエステルが配合された貼付剤は、入浴後、皮膚がほてっている うちに貼付することが望ましい。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「浴後、皮膚がほてっている うちに貼付することが望ましい」のところです。
正しくは、「入浴前後の使用も適当でなく、入浴1時間前には剥がし、入 浴後は皮膚のほてりが鎮まってから貼付するべきである。」です。
選択肢の「ニコチン酸ベンジルエステル」は、「温感刺激成分」です。
なので、選択肢のようなほてっているときに貼ると、過度に温められることになるので、よくないですね。
こういうマイナー成分も、正面から問われるようになってます。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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